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柳瀬夏生-ヒロイン展- 展示テーマ編

柳瀬夏生-ヒロイン展-まで、あと2週間を切りました。
写真展を開催にするにあたって毎回展示に関してのテーマを考えます。
それは、写真展全体でテーマがある事もあれば、個人的にテーマを決めることも、またはその両方であることもあります。
今回は当写真展でのテーマについて記事にしたいと思います

全体テーマ -ヒロイン-

今回の写真展は、主催であるモデルの柳瀬夏生さんより、
写真展のタイトルと共に、テーマを「ヒロイン」にしたいと
展示カメラマンの皆さんへお知らせがありました。
皆さんは「ヒロイン」と聞いてどんな人物、キャラクターを想像しますか?
展示カメラマンの皆さんがこのテーマをどう消化し展示写真としたのか?
そしてモデルである夏生さんがその展示写真の撮影にどう挑んだのか?
私も当日まで分かりませんがとても楽しみで仕方ありません。
今回、個人的なテーマについては来場いただいて確認するだけでなく、
事前にお知らせさせていただくことで、
来場時により展示写真の世界に入ってもらえるのではないか...
と考え、記事掲載を思い立ちました。

私がテーマとしたのは「恋愛映画のヒロイン」

「ヒロイン」という言葉を知らされた私が、
テーマとして想い付いたのは「恋愛映画」の中のヒロイン。
そのストーリーのワンシーンを展示写真と出来たら素敵かも。
だとすると、どういったシーンを切り抜くのか....
わたしは夏生さんを初めて撮影した時から、
彼女の「儚げな表情」が素敵だなと思っていました。
「儚げな表情」を展示写真にできるとしたら....
この時、ある楽曲が頭に浮かんできました。

「きえないで」 アイナ・ジ・エンド

アイドルユニットBiSHのメインボーカル、アイナ・ジ・エンドさんの楽曲
「きえないで」は彼女自身が作詞・作曲、
大切な人とお別れした後に作った楽曲なのだそうです。
私自身とっても好きな楽曲だったため、
「恋愛映画のワンシーン」+「儚げな表情」のキーワードで
すぐに思い浮かんだのかもしれません。
恋愛映画のタイトル・・・「きえないで」
そして大好きだった恋人と別れた直後のシーンを
展示写真にすることとしました。

映画「きえないで」を妄想ストーリー化

展示写真を考えるに当たってこの恋愛映画を妄想してストーリーしました。
大好きだった恋人と別れた直後、ひとりで部屋にいるヒロイン「なつき」。
ひとりでいる部屋の中で恋人との日々が頭に蘇っていきます。
彼と出会う前の自分、初めて出会った日、恋人となった後の日々、
そして別れることとなった現在。
ストーリーのラストシーンは、その後の未来の1枚の写真。
楽曲「きえないで」の世界観を拡げて妄想しました。
妄想しても全てのシーンを展示はできません。(笑)
展示はあくまでも、別れた直後の部屋にいるヒロインとなります。
ただこのストーリーが出来上がった時、
ひとつのアイデアが浮かびました。

写真展展示連動企画スタート

これだけストーリーを妄想してしまうと、
何かアウトプットしたくなってしまいます(笑)
ということで本日から、写真展最終日までの間、
写真展示と連動する企画を開始します。
是非是非楽しんでほしい!!!

回想シーンその1 「出逢い」 web写真展公開

ひとりだけの部屋で恋人との日々の想い出す「なつき」、
恋人と出会う前の自分と出逢ってからの自分の回想シーン。
自分を変えてくれた恋人への想いが蘇る序章です。
それを本日からweb写真展で公開しました。
夏生さんを私が撮影した中でも初期の写真を集めました。

回想シーンその2 「ずっとふたりで」 photobook展示

回想シーンその1から続き、
別れる前の1年、
春からクリスマスの最後のデートまでを「なつき」が回想するシーン
別れが来ることなど想像もしていなかった幸せなふたりを描いた章です。
当日展示写真と共に展示するphotobookで公開します。
このphotobook用に11月・12月撮影した写真を中心に
2021年に撮影した写真を加えて構成しています。

表紙だけ公開(笑)

ラストシーン 「ミライ」 ポストカード配布

展示する、別れた直後の部屋の自分。
その後はラストシーンに映り、1枚の写真で映画は終了します。
それは、1年後かはたまた数年後か、未来の「なつき」自身の写真です。
ハッピーエンドなのかはその写真を観て感じて欲しいと思っています。
カードの裏には夏生さんのコメントを掲載。
枚数に限定はありますが、
ご来場いただき私の展示を観ていただいた方に配布予定です。

さいごに

長文、読んでいただきありがとうございました。
この映画のストーリーですが、
「なぜ別れることになったのか」
「どんな未来が待っているのか」
は決めていません。
是非、ご来場いただき展示写真を観ていただくと共に、
皆さんが妄想して楽しんでいただけるととっても嬉しいです。




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