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petit撮影会2周年記念写真展展示後記

はじめに

petit撮影会2周年記念写真展、7/17 17:00 無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ご一緒に展示したカメラマンの皆さま、
petit撮影会運営の皆さま、そしてpetit撮影会モデルの皆さまと共に
共通の時間をすごせたこと、本当に感謝いたします。
まずは大きな事故なく無事に開催が終了した事が何より良かった。
今回は火曜日・木曜日・金曜日・日曜日と在廊させていただき、
様々な方々とお話がすることができました。
そして、すべての展示写真を観て楽しませていただきました。
重ねて感謝です。
記録の意味も込めて今回の展示について記事にしておきたいと思います。

展示コンセプトについて

初めて写真展の展示をしたのが2年前、今回で9回目の展示となります。
2021年までは基本私自身も運営に参画しての写真展展示のみでしたが、
2022年は運営に参画しない写真展への展示もしていく計画でした。
1回目はcherish撮影会3周年写真展。
そして今回のpetit撮影会2周年記念写真展が2回目となりました。
cherish撮影会では、インパクト重視のA2サイズのアクリル加工の1枚展示。
(想像以上に反響をいただきました)
それに対して今回はストーリー重視の複数枚展示をコンセプトにすることを
初めから決めていました。(個人的にはコチラの方が好き)

展示モデル確定について

私がpetit撮影会で初撮影したのは2021年11月末(しかも10分撮影)、
まだ半年が経過したばかりで、撮影回数も多くはありません。
展示にあたっては、
「写真展の写真確定期限までに2回以上撮影ができていること」
を個人的なルールとして、
七海羽叶さん・茅ヶ崎めぐみさん・七海さくらさんとしました。
とても素敵な写真を撮影させていただき感謝しかありません。

展示ストーリーについて

今回はpetit撮影会の2周年記念の写真展ということもあり、
何か特徴のある展示ストーリーにできないかなと検討していました。
petit撮影会の特徴と言えば「企画力」。
他の撮影会では設定しない撮影地やその撮影地に似合う企画設定
いつも楽しませてくれます。
そんな中で私が参加した特徴のある企画が「photobook作成企画」でした。
(詳細は過去記事をご参照ください)
私は七海さくらさんをモデルとして「想い出」というテーマで撮影。
「君がくれたもの」というタイトルで、
10年ぶりに会う親友との再会、当時の回想をphotobookにしました。
このphotobookの発展型を写真展のストーリーにできないかを考え、
写真展の展示タイトルを「再会の約束」として
photobookでさくらさんが再開を楽しみにしている親友役に
七海羽叶さん茅ヶ崎めぐみさんを設定、
3人の親友の写真を並べて展示をすることとしました。

展示レイアウトについて

今回の展示は、横幅が70cm以内にレイアウトするルールでした。
この点から展示写真を決める前にまずは展示レイアウトを検討しました。
最低3人の写真を1枚づつの展示が必要となるため、
A3横サイズで縦に3枚並べるレイアウトを検討しましたが、
これだと、上の一枚をかなり視線の上に配置するか、
その逆に下の一枚をかなり視線の下に配置することになるため
写真を見る人がひとつのストーリーとして認識しづらくなりそうでした。
結果A4縦サイズ3枚とA4横サイズ1枚、以下のレイアウトとしました。

縦3枚は各モデル、横1枚はストーリーを補足する写真と考えていた
再会の字を間違えていることにこの時点で気づいていない(笑)

展示写真について

レイアウトが決まったことで写真選びに移りました。
選ぶ際には以下を念頭に置いて検討しました
〇モデルの写真はA4縦構図であること
〇3人のモデルの構図に統一感があること
〇3人のモデルの表情が何か見る人に語り掛けているような写真
A4横構図の写真については既に、photobook企画の際に
さくらさんにお願いした親友宛の手紙にすることを決めていました

結果選んだ4枚は

羽叶さんは学校の廊下でのシーン
一緒に帰るところかな?
めぐみさんは踏切待ちのシーン
待ち合わせ中?
そしてさくらさんは公園でのシーン
恋ばな中? 青春の1ページ
さくらさんが親友2人宛に書いた手紙
写真展展示時期にはまだ会っていない(8月設定)
8月設定理由はphotobook企画の記事で多分分かります(笑)

この4枚を展示レイアウトにするとこうなります

実際の展示と同じレイアウトです

プリント&フレームについて

写真展展示の時はA3サイズまでは自宅でプリントしています。
今回もA4サイズとなるので自宅でプリントとしました。
プリントの際まず決めるのは用紙。
今回は、当時の想い出を写真とするため、
光沢ではなくマット系の用紙を利用、
実際の製品は竹の繊維で作られたこの用紙。

これは展示してみて分かったのですが、
特に明るかったり、白い部分に独特の凹凸でキラキラする感じがあり
ステキでした。
フレームに関しては、
テーマに沿った写真の雰囲気を出すために黒を選択。

全てが注文が済み、自宅に揃った1週間前に印刷を開始....
しようと思ったらなんとプリンタが壊れるというアクシデントが!
翌日に購入するプリンタを確定。
納品が間に合うお店を探して、届いたのが展示準備2日前でした(笑)

毎回そうですが、ひとつの写真に付き3~5枚明るさや色を調整しながらプリントして展示写真にしていきます。

写真展開催期間について

今回は、仕事を少し早い夏休み取得をして、
開催期間、火曜日・木曜日・金曜日・日曜日の4日間在廊しました。
私の写真の実力では、これまで話してきたテーマを
写真を見ただけで分かってもらえるわけもなく(笑)
在廊中、写真を少し長く眺めていている来場者の方には
タイミングをみて話しかけさせてもらって、
嫌そうでなければテーマ等の説明をさせていただきました。
私にとってはその話している時間がとっても貴重で楽しい時間です。
用紙についても気づいてくれる方もいてちょっと嬉しかった(笑)
設置したノートにもたくさんの方からコメントいただきました。
過去の写真展も含めてコメントを撮影して、
すべて保存をさせていただいているので、
今回もこの後読みながら撮影して保存し宝物とさせていただきます。

さいごに(今後について)

どちらかというと事前準備を中心に振り返りしました。
大体私の写真展のルーティンはこんな感じです。
現在決まっている今後の写真展展示は10月に2件、12月に1件、
来年1月に1件、そしてその先に1件というような感じです。
これからも、「好き」だからやっているという基本的な事を忘れずに
「好奇心」を忘れずに楽しくphotolifeをすごしていきますので、
皆さまよろしくお願いいたします





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