見出し画像

夏凛写真展「GIFT」を終えて【第1回 運営編】


御礼


8月4日金曜日から8月6日日曜日まで
デザインフェスタギャラリー原宿EAST302&アートスペース
で開催いたしました夏凛写真展「GIFT」
大きなトラブルもなく無事終えることができました。
暑い中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
また出展をご一緒させていただいたカメラマンの皆さま、
そして3日間在廊していただいた主催モデルの夏凛さん、
お疲れ様でした。
皆さまのご協力があってこそ成功と思える写真展となりました。
ありがとうございました。
写真展を終えて今考えていることをいくつかのカテゴリーに分けて
記事にしたいと思います。
第1回は今回担当させていただいた写真展運営部分についてです。

写真展の運用ってなにしているの?


写真展を開催するには写真を撮影して展示する以外に、
開催以前から開催を終えるまで
バックオフィス的な実施必要な事項が存在します。
例を挙げていくと

  • 開催日の確定

  • 展示ギャラリーの確定

  • テーマの確定

  • 出展カメラマンの確定

  • 展示に関するルールの確定

  • 出展カメラマンへの各種お知らせ

  • 展示金額の集金やギャラリーへの支払い対応

  • 出展カメラマンの展示場所の確定

  • 事前宣伝用のポスターやリーフレットの作成

  • 当日物販メニュー(チェキや10分撮影等)の確定

  • 当日の全体統制

他にもあるとは思いますが、
上記事項を主催モデルと相談し役割分担をして進めて行く担当です。

私はなぜ、運営担当をしているのか?


今回の写真展で私が運用担当をするのは8回目。
最初に担当したのは2019年の年末なので4年弱位の期間での回数です。
最近になって少し様子は変わりましたが、
当時モデルの皆さまと話していると

  • 写真展をやってみたいが開催する方法が分からない

  • 写真展を私の経験レベルで開催するのはおこがましいのではないか

  • 写真を展示してくれるようなカメラマンはいないかも(心配)

  • そもそも誰にお願いしてよいか分からない

という声が聴こえてきました
またカメラマンの皆さまからも、「私は展示するレベルではない」とか
「展示ってどうすればよいのか分からない」というような、
展示には興味があるけど尻込みをするような声も聴きました

わたしはポートレートの撮影をする前には、
景色やスポーツ、路上ライブ等を撮影していて、
その時に知り合いになったカメラマンさん
複数人での写真展をお手伝いしたことがありました。
その写真展で展示していた皆様は
カメラ撮影年数も様々、年齢も様々、撮っている写真も様々、
だけど写真を通じた交流が好きでとっても仲の良い皆さまでした。
この写真展は展示準備から開催まで、
出展カメラマンや来場される皆様も含めてとっても和気あいあいとしていて
暖かい写真展であったことを今でも記憶しています。
多分、私の写真展運営の原点はここにあって、
もしポートレートの写真展が技術力に偏った敷居の高いイメージを持つ人が
多いのであればその逆の写真展があっても良いでしょという想いが芽生え
私が撮影しているモデルの方から、前述のような声が聴こえた時には、
もし良かったらお手伝いをしますと伝えている結果、
年に2回から3回のペースで運営を担当することとなりました。

もちろん、主催であるモデルの方がどんな写真展としたいかが重要ですが、
私が目指している写真展は、主催モデル、出展カメラマン、来場される皆様
すべてが暖かい雰囲気を感じることができる写真展。
まだまだ足りない事たくさんだとは思いますがこの想いだけは
ぶれずに続けています。

夏凛写真展「GIFT」写真展~きっかけ~


今回の写真展、開催のきっかけはあるカメラマンへの夏凛さんの
「写真展を開催したい」
というひと言からはじまります。
そのカメラマンとは知人で
私が写真展の運用をいくつかやってきたことを知っていたこともあり
夏凛さんの写真展の運用をお願いできるかとの打診をしてきました。
私は夏凛さんをその時はほぼ見かけた程度の状況でもあったため
半分は冗談を言っているのかなと思いつつ、
もし必要があればとの回答をしていました(笑)
その後DMで夏凛さんと直接連絡した結果、冗談でない事が分かり(笑)
カメラマンとモデルという単純な関係値もほぼ出来上がってない状況で
少し迷いましたが、運用担当をお受けすることとしました。
この先は、DMでのやりとりを中心にリクエスト撮影の前後に
少しだけ時間をいただいて打ち合わせをしていくことで準備を
進めて行きます。

写真展総合テーマ決め~GIFT~


写真展にとって総合テーマは重要な要素のひとつだと考えています。
出展カメラマンへの方向性の指針であり、
来場される皆様のイメージを膨らませる材料でもある。
今回も夏凛さんとテーマについて時間をかけて検討しました。
過去の開催された写真展のテーマを観たり
夏凛さんの好きな言葉や楽曲を並べてみたり
かな、漢字、英語での表記を確認してみたり
夏凛さんが伝えたいイメージを示すキーワードはないか探りました。
私は、過去事例の提示やイメージを膨らませるヒントを出す事、
夏凛さんはたくさんの情報から自分のイメージを膨らませて
最適なキーワードをチョイスする。
そんな役割分担でしょうか。
結果として導き出したキーワードは「GIFT」
夏凛さんの誕生日の写真展開催であることはもちろん、
写真展にご来場される方への贈り物という意味にも取れるし
複数の意味合いをはっきり持った素敵なテーマだと思いました。
夏凛さんの好きなmr.childrenの楽曲のタイトルでもあります。

出展カメラマン確定


出展カメラマンの皆様については夏凛さんに直接お声がけをしていただき、最終的に10人で確定となりました。

夏凛さんからのお声がけ後、展示に至るまで多大なるご協力をいただいた皆様です。写真展にとって出展カメラマンさんの多大なるご協力があってこそ暖かい雰囲気の写真展となります。

写真展告知用のリーフレットや当日展示物


今回各カメラマンが展示する写真以外の展示物は
夏凛さんがほとんどデザインをしてくれました。
彼女らしいアイデアもあって、素敵な写真展の彩となってくれました。
ここにいくつか紹介をさせていただきます。

事前告知のリーフレットデザイン
当日のポスターとしても利用しました
当日の物販メニュー
夏祭りのような雰囲気で素敵です

その他当日には、
自己紹介とカメラマン紹介のポスターをサプライズで作成して持ち込みしてくれました。
ご来場いただいた皆様はみていただいたと思いますが、
とっても素敵なポスターでした。

まとめ


運営編では、私の写真展運営についての考え方と、
今回の運営でのトピックスを記事にさせていただきました。
今後は自分の展示部分の話はもちろん、
開催当日の話なども記事にしていきたいなと思っています。
お楽しみに(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?