新生銀行の買収は敵対的なのか?
上記の記事を読んでからの感想です。
みなさん、SBIグループによる新生銀行の敵対的TOB(買収)?があっていることってご存知ですか?
株式投資に興味があれば、株の売買をしていなくてもニュースくらいは目にされているのでないでしょうか。
事の概要は、SBIが既に新生銀行の約20%くらい保有している株式をさらに買い集めて約半分(48%?)くらい保有し、実質的に会社を乗っ取り(少し大げさかも😁)、経営方針を見直し株価を上昇させよう!みたいなことです。
新生銀行については、経営的に問題があったときに公的資金が投入されており、まだ返済が済んでいないこと、直近の株価的は1200〜1400円あたりをウロウロしている感じでした。
※TOBの話が出てからは1800〜1900円くらいに上昇しています。
また、配当金は一株12円ですから、株価が1200円として、1%程度、価格が上昇した今は0.5〜0.6%と魅力の少ない状況です。
今回、SBIを支持(株は持ってません😭)しているのですが、上記の記事内にある地方銀行の連携『第四のメガバンク構想』であげられた、システムの共同利用によるコスト削減はやるべきと思います。
他行ですが、みずほ銀行の最近のシステム不具合は、統合時のやり方(新システムを導入しなかったらしい)が元で問題を起こしており、またその対策に多額のお金を投入しすぎたため、後戻りしての新システム導入もできないようです(私の個人の感想です😁)
銀行に限らず、システムの維持・管理の合理化は必要で共同利用によるコスト削減は利用者の手数料等の負担軽減にも繋がるはずです。
また、記事内の地銀への公的資金投入がやりやすくなる事も、必要な地銀を守ることは預金者である私達を守ることになるはずです。
具体的にSBIグループがどのようにしたいのか全容は分かりませんし、農協みたいに地方銀行の元締めみたいなものになって、利権を作る(補助や減税を受ける?)だけかもしれません。
近日中に新生銀行の株主総会でどうなるのかも分かりますし、社会勉強としてこのあともウォッチしていきたいとおもいます。
なお、本当に新生銀行の価値が向上するとしたらSBIがTOBを成功させた後だと思いますが、株を購入するには至っていません。
TOB価格を下回っている今がチャンスかもしれませんが、まだまだ良くわかってないので、もう少し検討してから判断したいです。
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