人生一度きりだから!
長いこと不動産をやってます。
今は過去にお付き合いのあった方やご紹介の方々からの依頼を私1人でやっている。
不動産も色んなジャンルがあるけれど私はもっぱら個人の方の住宅。
ファンドなど大きなお金が動くようなビジネスには縁遠い。
サラリーマン(不動産)をやめ独立してから20年以上経つ。
表もウラも知っている。でも大した表ウラじゃない。
一昨年は長女がマンションを買うというので一緒に探した。
探す前、娘に希望を3つだけ聞いた。
娘はシングルマザーなので一番目は予算だった。
次はエリア。
子どもたちの通学のため。
3番目は広さだった。
これを並べてみると
①予算 ②エリア ③広さ
不動産を探す時の基本的な条件にも見えるが、それぞれにはもっと細かい、深い理由がある。
3つの希望を出してもらうのは私が探されている方に最初に聞くこと。
探している方にしてみれば3つ以上あるけれど、そのすべてが叶う物件なんてあるわけないのであって、いくらやっていてもまとまらない。
でも自分の好み、またはその反対に嫌なことは避けるべきでそれを最優先すべきである。
でも不動産屋の中には自分たちの利益を最、最、最優先する輩もいて残念な選択をしている場合もある。
予算についても金利が低いので借入限度額まで借入させて高額な物件を買わせようとする業者も多い。
私は税込年収の20%が年間の返済額に納まるように、薦める。
「家を買うための借金は健全」などと警戒心を緩めるようなことを言う業者もいるがまったくの嘘である。
年収に残業代などが含まれている場合、夫婦共働きで収入合算した場合も要注意!
ずうっと同じ給料がもらえる可能性は極めて低い。
実際、夫婦で買われてコロナで年収が下がり返済不可能者が増えている。
返済が難しくなってその物件を売却。
こんな悲しいことはない。
マンションの場合には月々、管理費や修繕積立金の支払いもあるのだから。
あとローンの完済は60代で終えるように返済計画をすること、。
寿命は伸びているのかもしれないけれど、銀行ローンの最終返済時年齢80歳なんていう口車には乗らないこと。
借金はそこそこにした方ががいい。つまり買う金額を上げない範囲で探すこと。
「その金額だとロクな物件買えないよ!」と言う声も聞こえる。
その時は買わなければいい。
そう家は無理して買うものではない。
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