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大きな存在

わたしにとって
母の存在は大きすぎ

だから去ってゆく
あなたは母の代わりにはなれないから

わたしの求めるものがあなたには見えたから
離れてゆく

そんなの分かっている
母の代わりにはなれないことは

そんなの重たすぎ 
そんなの求めてない
最初から

黙って話を聞いてくれるだけでいい
でもそれも無理なこと
母ではないから

母がいないとこんなにも凍てついて、つらく、かなしいものなのか

母がいないと

話を聞いてもらえない
こころの内の内からは
かなしくて、会いたくて、泣きたい気持ちをおさえている

誰にやさしくされても
母の代わりはいないから 

生きているのがつらい
何にも出来ない

不甲斐ない娘でごめんね

おかあさん

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