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例えとして何を取り上げるか

私がよく使う、食べ物の例え、『フード比喩』って言ってくれる人も居て。ピッタリな例えが見つかると、めっちゃスッキリ!そういうことか!と自分自身の理解も深まる例え。

先日は、唐揚げを取り上げて大学選びの説明。
結構前だけど。

今回は、唐揚げを取り上げて説明することにした、の解説を。裏話的な。

例えの目的は、わかりやすくすること。
身近なものやよく知られていることに当てはめることで、そういうことか、そうなってるのか、と整理し直したり、明確にしたりすること。

説明したいことを構成している要素分解。
そして、その要素を何に当てはめると良いかな?とか、同じような組み合わせや組み立てになっているモノって何かな?って考える。要素のスケール感やレベル感、階層とか似てるの何かな?っ感じ。

今回は、近年、大学進学率も上がり、ポピュラーなことになって来ているから、ポピュラーさで共通するモノ無いかな?で探し始める。←私の場合、食べ物で何か無いかな?から出発するんだよね、だから、必然的に『フード比喩』が多くなるってワケ。

食べ物から探し始めるのは、
多くの人に親しみがあるものが多いから。
あと、私が食いしんボだから!
堅苦しくなりにくい。ユーモア出しやすい。これは私の趣味。何かちょっとニヤッとしちゃうセンを狙いたいから。

モノマネと同じで、どんなによく似ているモノマネをしても、そもそものご本人を知らなければ、モノマネとして成立しないから。ご本人を知ってるからこそ、モノマネが刺さる。

だから、例えとして取り上げるものは、よく知られているものやこと、という条件がある。

そして、モノマネする人は好き!という感情があるからこそ、特徴がつかめるんだよね。ご本人たらしめている動き、喋り方、視線、形態、流れ、呼吸、等等。
わかってもらうための「例え」だから、伝えたい相手がそのことを知っていること、が大前提。

今回は、ポピュラー、に注目してたら、浮かんで来たのが、唐揚げ!
みんな大好き唐揚げ。お惣菜の王道。外食やお持ち帰りで唐揚げ専門店も数多く展開してるぐらい特化された一ジャンルになっているし、嫌いな人ってあまりいないし。親しみ度超高い。一つの種類としての力強さや人気。ハンバーグやコロッケよりも勢いを感じる話題性。

そして、唐揚げ、と一口に言っても、バリエーションが豊富にあること。店それぞれの違いが明確にあったり、コンビニやスーパーマーケットなどどこででも手に入る簡便さもあったり、店による違いにファンがついてることもあったりで、何でもいい、にも、絶対ココのがいい!にも対応できる懐の深さ、多様性が備わってる。親しみ度の高いハンバーグやコロッケは店ごとの違いを説明しづらいな、と。だから唐揚げ。

大学も数多くあるし、大学それぞれや学部・学科の特徴、教授、学生、カリキュラム等等、定番からクセ強めまでのバリエーションと共通点多し!で、選びました。

そういうことかって感じてもらいたい。だから、いつもわかりやすくするにはどうすればいいかな?って探ってる。何を取り上げて説明すればいいかなって。例えが好きなんだよね。そこから持ってくるか、の意外性がインパクトにも通じるし。え?何?って疑問の喚起にもなるし。

ま、こんな感じで、例え、考えてます。

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