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#2 結局みんなが好きなものに弱い


「厳選!みんなが選んだ好きな曲ランキングTOP10!!」

「アカデミー賞総なめ!死ぬまでに見ないと損する映画5選!!」

「これだけは買っとけ!必須ツールBEST3!!」


などなど。

仰々しい売り文句だなあ、胡散臭いなあと思う反面、なんだかんだ気になってしまいます。

そうです。

私は、「みんなが好きなもの」に弱いです。


買い物であれば、

☆5が満点のレビューだったらなるべく4.5狙いで。

なるべくたくさんの購入履歴があるものを。


SNSでのフォロワー数でも。

100人のフォロワーのいる人のの発言と、100万人のフォロワーのいる人の発言では、たとえ同じ内容でも、説得力が違います。

後者をフォローしたくなります。

数字の説得力はすごいです。


ONE PIECEだってドラゴンボールだってSLAM DUNKだって大好きですよ!

だってみんながおすすめしてくれて、めっちゃ面白かったんですもん!


おそらくすべては、どうせ時間やお金を費やすのなら、外したくないという回避本能です。


みんなが好きなもの?

みんな、なんて存在しません。

多くの人ってだけ。

どれくらい多くの人?

分かりません。


ランキングという言葉に弱いですw

誰かが意図的に作った、統計の仕方さえよく分からないものであっても。

売り文句を利用して、気を引こうとしていることを分かっていても。


みんながいいと思っているならいいに違いない。

そう思って無意識に歩み寄ります。

いや、心の底では自分は多数派だ、という安心感を得たいだけなのかも。


人間の感性なんて個体差はそんなにないと思ってます。

でも、世の中の多くの人が、今共感しているもの、今心を動かされているは何だろうと考えます。

最新の消費者心理を知りたいのかな。


誰かがいいと言ってるものは、自分もいいと思う可能性が高い。

だから吸収する。

共感できるように。


そうか。共感したかったのか。

それで安心したかったのか。

かわいいなあ自分w


集団と価値観

集団において、「浮いている」という状態にかなりストレスを感じます。

これは性格的なものなのでしょうか?

おそらく多くの人がストレスを感じると思います。


周りの人が全然知らないのに、

「おれはの○○がこの世で一番だと思ってる!!」

と、ためらわずに正直に言える人ってかっこいいですよね。

ポカーン、ってなっちゃうところが簡単に想像できるので、そんな勇気は持ち合わせてないのですw

私はその場の空気感を優先してしまいます。


社会という集団の中では、他人に合わせる方が楽なんだと勝手に学んでしまいました。

いまだにその癖が抜けません。


「自分の中に毒を持て。」

「自分にしかない個性を磨け。」

「突き抜けた存在になるには、確固たる価値観を持たなければならない。」


分かります。

すごく分かります。


でも、自分の価値観は「他者を大切にすること」を優先しているのだと思います。

他人あっての自分だと思ってます。

「誰かが必要としてくれる自分でいたい」という欲求が強いです。


それでいいんじゃないでしょうか。

これも私の貫く価値観です。

「他人の価値観を大切にする」という価値観。


貫いている人はかっこいいです。

自分と全く同じ価値観を持ち合わせている人なんていない。

そう考えると、みんな孤独です。

みんな尖ってます。

だから堂々としていい。

好きなものは好きでいいし、嫌いなものは嫌いでいい。


私は何か恐れているんでしょうか?

多数派に所属したいと思うのは生存本能でしょうか?


結局は、自己満足と保身のためなのだと思います。

自分がかわいいから、無意識に守ってあげているんだと思います。

攻撃されるより、されない方を選んでいる。


わるいことではないと思うんです。

価値観はそれぞれです。

そんな自分も認めて可愛がってあげましょうよ。


まとまらないまとめ

ちょっと頭の中で考えがこんがらがってきましたw

結局は人それぞれだ、っていう着地の仕方をしがちですw

だって判断の基準に善悪なんてないですもん。

自分が納得できればそれが正解です。


ただ、多くの人がおすすめしているものに、素直に身をゆだねてみる、というのは、悪い選択肢ではないと思います。

また逆も然りで、普通の人なら絶対にやらないことを敢えて経験してみる、というのも大切ですね。

いろんなひとからいろんな影響を受けて、気づき、学んで自分の人生を生きようと思います。


誰かの気づきや後押しになれれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。