コザクラインコの生態 人も鳥も不必要な暇は己を傷つける

コザクラインコを飼い始めて一年半、経験はあったので飼育に関しては手塩かけて育てているつもりでしたが、時には深い愛着が逆効果を発揮してしまいます。留守や構わないときの孤独をいっそう感じさせてしまうようで、コザクラインコにはありがちな自傷行為が癖になって来てしまいました。

具体的にはクチバシで首元や羽の毛をむしるなど。最近頻度が高いために切り傷のやうにやや血が滲んで病院に連れて行きました。

対策としてはストレスを与えないように、騒音や過剰な光を当てないように環境を変えてあげること。

他の効果的な方法としてはフォージング（探餌行動）をさせてあげることです。

もともと野生の鳥は1日の大半を狩り（餌を探す）のことに費やします。障害物をひっくり返したりつついたりですね。

オモチャを与えることもありますが、定期的に放鳥し、餌をお菓子袋の包みなどに隠して餌を探させるようにすると良いらしいです。

人間も鳥も、必要以上に暇だと悩みやネガティブな思考になりやすいということですね。

自然として、完全なフォージングやタスクを持つことで学習を促進し日々健全なメンタルを保つことは重要です。