修正大血管転位と診断されて2 ~診断~

私は生まれてすぐこの病気の診断を受けたわけではありません。
症状がなかった事も理由でしょうか、気づかれませんでした。

診断されたのは小学校入学時に行った健康診断です。
その時に見てくれた医師の方が優秀だったのでしょう。
『なんか心音が変な気がする』
聴診器だけで微細な変化を見逃さなかったのです。
そして念の為ということで病院へ行きました。
一つ目の病院では分からず別の病院へ。
二つ目の病院でも分からずもっと大きな別の病院で。
昔の事なので記憶にないですが、そこで色々な検査をしたのでしょう。ここで私が心臓病だと判明したのです。

そこからは検査のため一週間入院させられたり、寝てる間に心臓にカテーテル突っ込まれてたり笑
病院へかなり通っていた記憶がありますねー。
そして一通り検査を終えて、今すぐ手術が必要ないと判断されたみたいです。そこからは2ヶ月に一度の定期検診がスタートしました。
記事の0でも言いましたが、手術はしないと死ぬ以外は基本的にやりません。
ちなみに入院中同室の同い年の子供がいて、その方は手術をしたそうです。

その後も検診に行きますが特に症状が出ることも状態が悪化する事もなく何年も経ちました。
そして中学生に上がった頃には半年に一回の検診で十分との事で、そこからはそのペースで見ています。
小学生の頃は様子見のためマラソンが禁止でした。基本的に心臓に負荷がかかることは禁止されていました。
中学生の時には制限がなくなり、走ることも許可されたし、他の方と全く変わらない生活を送るようになりました。

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