猫を飼いたかった(2022/2/23)

昨日はニャーの日でしたね。

実家は住居兼店舗だったので、猫や犬などは飼うことができませんでした。代わりに、亀を飼ったり夏祭りの金魚すくいでゲットした金魚(ヒブナ)を飼ったりした覚えはあります。

小さい頃、近くの公園で拾った子猫を実家の軒下まで持ってきて、姉B・姉Cと共に飼えないかどうか母親と交渉したような記憶があります。当然だめでしたが、実は母親も彼女の実家で猫を飼ってたくらいには猫好きだったので、結構苦渋の決断だったみたいです。

なので結局亀や金魚だったわけです。ただ、亀(かめ吉)は庭の外で飼っていてとある雨の日に逃げ出していなくなりました。金魚に関しては最初10匹以上居たのですが、過密すぎたのか一晩で多数がたらいの外に飛び跳ね3匹だけになりました。最終的には10年以上生きて天寿は全うしましたが、そのときには私は既に実家には住んでおりませんでした。

大学の研究室に入ってからはアフリカツメガエルやアカハライモリを飼育しておりました。アフリカツメガエルに関しては卵から孵化させておたまじゃくしから蛙になるまで飼育したりしてました。研究室でですけど。

彼らは原始的なカエルでずっと水生なので、飼育が楽でしたね。ちなみにアルビノも育てたことがありますが、ある程度大きくなって他の個体と混ぜたところ、いつの間にか共食いで食われていなくなっておりました……。悲しい……。

社会人になってからは仕事で実験用ラット・マウスを取り扱うこともありましたが、あくまで仕事なので作業は機械的でした。見た目は可愛いのですがあいつらなつかないですし……。「飼育」はしてましたが「飼ってる」という感じではありませんでしたね。

そんなこんなで年月は過ぎ、昨日の「スーパー猫の日(2022年2月22日)」を経て、「そういえば猫飼いたかったなあ」というのを思い出したのです。

ただ今となっては、ああいう命ある一つの個体を責任持って飼える自信がありません。そこまで蓄えもないですし。要するに、年を食って多少現実的なものの見方をするようになってしまいましたね。上記の課題をクリアできる自信や目処がついたら飼うことも考えるかもしれませんが、現状はそういう気分ではないかなあ。

というわけで、猫の日に限らずTwitterのTLを賑わす猫の画像を眺めながら、そんなことを思うのでした。

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