[BPL ZERO] はじめまして + レギュラーシーズン 1st stage 第1試合。

自己紹介

みなさん初めまして。NORI と申します。

私は当初 BEMANI PRO LEAGUE ZERO (以下 BPL ZERO) のサポートメンバー(=補欠) として参加予定でした。
しかしながら、やむを得ず参加できなくなってしまった MIKAMO さんのピンチヒッターとして、あの Ryu☆さん 率いるチームRyuのメンバーとして BPL ZERO に参加させていただくこととなりました。

note に何を書くのか

当分は BPL ZERO 各試合の選曲理由であったり、相手チームの選曲をどう読んだかなど、いわゆる舞台裏のネタを、あくまでチームRyu☆の参加者のひとりとして、公開しても大丈夫な範囲で公開しようと思っています。
※ なお、BPL ZERO 運営サイドには上記のような戦略などのネタを試合動画公開後に公開していいことを確認済みです。 (ありがとうございます!!)

そのため、私の書く記事の対象は IIDX のことをよく知っていてかつ BPL ZERO も見てくださるような、わりかしコアな層向けになるかなと思っています。

それとは別に、IIDX やったことないよ、とか、音ゲーやらないよ、といった層にも、BPL ZERO ってなんかよくわかんないけど楽しそうだね!って思っていただけるような記事が書ければいいな、、、なんて思っていますがどうすればそれが出来るのかは分かっていません。。アイデア募集中です。

ちなみに、私は正直将棋のことをほとんどわからないのですが、棋士の渡辺明さんのブログが対局終わるとすぐに更新されるのをすごいなぁ、、と完全な素人ながら思ったので、そんなのを目指せればなと思っています。
(なのでリスペクトでタイトルの最後に "。" をつけてみました)

1st stage 第1試合の選曲について

それでは早速本題に移ろうかと思います。今更ですが、今回の試合の動画はこちらです。

はじめに、もちろん選曲については自分が決めたわけではなく、監督のRyu☆さんをはじめとして皆で話し合って決めた結果です。

ですが、Mr.データ (この二つ名は自分でつけたわけではない) として、色々調べてこんな曲はどうでしょうかなんて話をしたので、そういったところを主に書いていこうかなと思います。

先鋒戦 NU-KO vs KENTAN [テーマ: CHORD]

恐れ多くも、NU-KOさんのIIDXプレースキルの前情報が、十段、以外に全く無く、事前にデータを調べようもなかったので、当日NU-KOさんのプレー状況を教えていただいて、その中から一般平均スコアを安定して超えられそうな曲を選ぶしかない、、、なんて思ってました。

が、それらが全て杞憂でして、まず NU-KO さんがなんと課題曲表にご自身の曲のスコアをメモって持ってきてくださっていて(!?) その上、大体の曲で十段平均をぶっちぎっていました(!?!?)

さて、すでに 1st stage 第1試合の動画をご覧になったり、BPL ZERO のルールをご存知の方は認識していると思いますが、特別枠選手 vs プロテスト合格者枠の戦いは、特別枠選手が各人の段位の一般平均スコアを超えた時点で全1の点数上回るので、ほぼ勝ち確になります。

特別枠選手と第一次プロテスト合格者枠選手の対戦
特別枠選手の段位の「一般平均スコア」と、全国トップスコアの差分をハンデとし、特別枠選手の獲得したスコアに上乗せします。
- https://p.eagate.573.jp/game/bpl/bplzero/about/rule.html

そのため、この先鋒戦ではKENTANさんの得意不得意を分析する必要がなく、NU-KOさんが、
* 安定して段位一般平均を超えられるような曲を自選曲とする
* 相手が投げてきそうな曲を対策し、段位一般平均を超えられるようにする

という戦術が大事になります。

で、自選曲どうしようとなっていたんですが、NU-KOさんから、これ個人的に得意なんですよ、と提示されたのが、

TECHNO
KAMIKAZE
dj nagureo

でした。渋すぎますね。スコアについては本動画のとおりでございます。あっぱれです。

で、問題の他選曲ですがNU-KOさんのプレイを見た限り、初見だろうが何投げられても大丈夫だろうと思っていました。
が、課題曲表を見ていると、50th Memorial Songs -Flagship medley- が、テーマは SOF-LAN じゃないのにソフランする曲があったのでこれだけ対策しておいてもらおうということで、練習の時間に実際にプレーしてもらいました。すぐに皿チョンのやり方とタイミングを会得いただいて安心感が半端じゃなかったです。

そして本番、この練習が運良く功を奏した上に NU-KOさんが完璧なプレーをしてくれたので、無事他選曲も刺せました。

結論は、NU-KOさんがすごかった、になります。

次鋒戦 G* VS ANSA [テーマ: NOTES]

さぁ今回の試合で一番熱かった対戦ではなかったでしょうか。

実はここはあまり自分は提案していませんでした。
というのも、手元のデータだとG*さんはNOTESの課題曲本当にどれも上手だったので、一番好きな曲投げてもらう、でよいだろうと判断しました。それでG*さんはxenonを選ばれました。
そして他選曲もG*さん得意だろうし、何投げられてもきっと大丈夫!と思って、先鋒戦の分析に時間を割いてしまっていました。

結果的にはこれが間違いだったなぁ、、と反省しているところでして、もしG*さんが未プレーだったりする曲にちょっと素直じゃない曲があったら困るな、ということまで思い至りませんでした。

そこでANSAさんが投げてきたのがGaruda...
いやー、、、なるほどと言わざるを得なかったですね。確かに急に三連符になったりジャリっとしたものが降ってくるので、曲のリズムが頭に入っているかいないかでかなり差がつく選曲だと思いました。

そしてやはり大会一発勝負はデータだけではわからないことが多いですね。。。ANSAさんが本当に本番に強かった、、

しかしながら、G*さんも他選のGarudaで必死に食らいつき、xenonも最後の最後で10点縮める気合を見せていらっしゃったのが流石でした。というかお二人の戦いのレベルが高すぎる。本当に。待機席で見ていて声が出る試合でした。

Mr.データとしてはこれからの戦いでは曲読みが本当に大事なんだな、、、という意識を確かにさせる、実際に自分が戦ったわけではないですが、苦くも、気を引き締めるきっかけとなった試合でした。今後の試合ではこの教訓を活かしていきたいと思います。

大将戦 NORI vs U*TAKA [テーマ: SCRATCH]

はい。

Mr.データっぽいことを言うと、この試合、俺が勝てる確率は、、、0.0001%未満、、、、という感じだったので、私は何も考えずに最近一番頑張ってた 灼熱 Pt.2 Long Train Running を選びました。
というのと、一番 U*TAKA さんの腕にダメージが入りうる曲を選んで、次の試合のパフォーマンスを落とすぞ、、、みたいな事も考えていました(ほぼ無意味)。野球でファールでめっちゃ粘る人みたいな。

で、U*TAKAさんに他選で何投げられるかもろくに分析してなかった(分析しても対策もなにもない)のですが、チームRyu☆の大黒柱となった WELLOW さんに、そういやBLACKのデジタン地帯は正規で S1 | 234567 で分業すると一発勝負でやりやすいですよ~ってアドバイスを貰っていました。

そうしたら本番で飛んできました。よく考えると U*TAKA さん、
BLACK.by X-Cross Fade で 3448 (MAX-28 (??)) (参考動画) というとんでもない当時の歴代スコアをお持ちだったので、万が一、いや億が一がないようにこちらを選択されたのかなと推測しています。

結果はまぁご覧のとおり惨敗も惨敗だったのですが、WELLOWさんのおかげで BLACKでは人生2度目の3200点台を叩き出せたので、視聴者の皆様 + チームの皆様には申し訳ないのですが個人的には大分嬉しかったです!灼熱2もまぁ、、、悪くないスコアだったと思います!本当はAAA出したかったんですが!

が、チームとしては、U*TAKA さん戦は正直誰が当たったとしてもかなり勝率が低いだろうと思っていました。なので、私が惨めな姿を晒しはしましたが、ここで自分が当たったのはむしろ僥倖で、それ以外のところで確実に勝ちに行く戦力を温存できたとも考えられます。

小ネタ

チームのみなさんとはじめまして

だったんです。当たり前なんですが。

なので、WELLOWさん、G*さんとも初対面だったので、緊張していました。
が、やっぱり Ryu☆さん、NU-KOさんは、製作者 | 消費者 で分けるとすると自分とは異なる世界の方たちだったので、緊張して話なんか出来るもんだろうかと正直本当に緊張というか不安でした。

なんですが、結果的にこれらは全部杞憂でして、WELLOWさんもG*さんもRyu☆さんもNU-KOさんも急に入った自分を温かく迎えてくださり、自分が考えてしまっていた 製作者 | 消費者 の壁なんて忘れて、一つのチームとしてあーだこーだ言いながら作戦会議したり、勝った負けたの際には盛り上がったり励ましたり、本当に楽しく過ごさせてもらうことができました。本当に中高の部活で大会に出るとこういった感じなんだろうなというのを経験させていただきました。

改めてチームの皆様ありがとうございました!(まだ始まったばかりですが)

自分が使っていたイヤホン

めちゃめちゃどうでもいいと思いますが、イヤホン界隈ではちょっと有名な NOMAD N1 (+YYX4745) というイヤホンを使っていました。かなりのドンシャリですが、音ゲーの音楽には最高に合うイヤホンなので当日も楽しくやることができました。

会場の音響

もうこれがとんでもなくてですね。多分今後一生この環境よりいい環境でIIDXをプレイすることはないだろうなと思います。

そして、kors kさんの生DJプレイをこんな鳴りのハコで聞かせていただいたこと、ずっと忘れないです。。。

諸々が落ち着いてこのスタジオで観客込みで多くの人に同じ感動を味わって頂く機会が来ることを切に願います。

1試合目を終えて

皆さんも上記の動画をご覧いただいたことで、この BPL ZERO の肝として以下のようなものがあることを認識いただけたのではないかと思っています。

* 自選曲で勝つこと + 他選曲の対策が超大事 (それはそう)
* 特別枠選手のハンデをどう使うのか
  * 特別枠選手 vs プロテスト合格者 戦において、特別枠の人は各人の段位の一般平均スコア(~=段位平均)を超えられる選曲をすることが大事
* 大将戦で 2 タテするとかなり有利 / されるとかなり不利
* メンバーの割り振りが大事
  * bpの縛りで、ある人が大将*3はできない

こんな事を考えながら、次の試合も頑張っていきたいと思います。

現状について

以下のページに完璧な表があるのでこれをご覧ください!!

次の試合について

次の試合は、チームRyu☆がお休みで、チーム YASHIRO vs. チーム MIRIN です!

先鋒戦 は RKS-32 さんと YUNOCY さんの、特別枠 vs プロテスト合格者枠の戦いです。しかもテーマが ☆8~10 の SOF-LAN。
全く想像が及ばないですが、ハンデを考慮した際には、いかに YUNOCY さんがやっていなそうな曲で、初見では対応できないような曲をRKS-32さんが選べるか、そしてYUNOCYさんはなにか1曲を極めて確実に一般段位平均を超えていけるか、が肝になるでしょう。

次鋒戦ですが、NUMATAさんとANSAさんと、これまたアツい若いランカー同士の戦いです。PEAKといえども☆11なので、局所的に密度が高いであろう曲の、その局所的な難しさをいかに攻略しているかが観物になる気がします。

そして大将戦。チームYASHIROが特別枠のEIKAさんを大将戦にぶつけてくるという"本気"の戦いです。テーマは CHORD なので、☆12の横に広めの曲が対象曲です。EIKAさんが一般段位平均をある曲を極めて超えられるのか、KENTANさんの他選曲を読んで対策してくるのか楽しみですね。

おわりに

もしこの文章を読んで、もう一回動画見るか、、、!となっていただけていればとても嬉しいです。

また、こんな話も聞きたいよ!などあればぜひ自分のTwitterやコメント欄(noteにあるのかよく分かっていませんが)までお気軽に教えていただければと思います!
大人の事情的に話せないこともありますが、可能な限りお伝えできればと思っています。

これからも頑張って毎試合のあとに更新していきたいと思います!

最後に、、、、、

チームRyu☆の応援をよろしくお願いします!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?