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娘の初めての挫折と克服


昨日、娘と息子の成長をお伝えしましたが、今日は娘の初めての挫折についてお話しします。これからの内容は、彼女の挑戦と成長の物語です。

1. バレーボールへの挑戦


娘は順調に天才の道を歩んでいると思っていました。そんな中、バレーボールがしたいと言い始めました。妻も経験者なのでバレー部に入ることを歓迎しました。そして、小学3年の2月に入部したのですが、人生で初の挫折を味わうことになるとは、その時は思ってもいませんでした。

2. 初めての挫折

娘はお世辞にもセンスがあるとは言えず、親としてバレーを続けていけるのか不安に思っていました。そんな中、1週間遅れで入った同級生にはセンスがあり、誰が見ても娘が劣っていることは明らかでした。そして、初の試合でユニフォームをもらう機会がありましたが、ユニフォームは12人分しかなく、6年生6人、5年生2人、4年生で早く入った3人を含めると残りは1枠だけ。選ばれたのは同時期に入った同級生でした。

3. 娘の反応と努力

娘は落ち込んでいるだろうと思っていましたが、意外にも「ユニフォームをもらうために頑張る!」と気合いが入っていました。
私も「〇〇(娘の名前)なら大丈夫だよ!」と励ましました。それからも娘は一生懸命練習を続けましたが、なかなかユニフォームをもらえず、表情もだんだん暗くなっていきました。それでも、ベンチ外で一生懸命応援する姿を見ると、涙が出そうになりました。

4. 最大の挫折


しかし、神様はそう優しくありません。

とうとう挫折の日が来ました。娘より後に入部した同級生が2年生から入部している同級生を差し置いてユニフォームをもらったのです。その日、練習から帰ってきた娘は泣きながら「なぜ私はユニフォームをもらえないの⁉︎」と私に問いかけました。


5. 娘へのコーチング


私は込み上げる思いを必死に堪えながら娘と話しました。

「お父さんは今の時期(小学4年)の結果はどうでもいいと思ってる。だって今は6年生しか出れないやん?だから試合に出るようになる6年生の時が大事なわけだ。6年生でどんな選手になりたい?」

娘は「(6年生エースの)〇〇ちゃんみたいになりたい!バンバンアタックを決められるセンター(ポジション)になりたい!」と答えました。

「絶対なるよ!だって足速いし運動神経いいやん?なら〇〇ちゃんみたいになるにはまず何を頑張る?」

娘は「監督がサーブをまず決められるようになりなさいって言ってるからサーブを頑張る!」と答えました。

「確かにサーブが入らないと相手に点数をやるからね。ならまずは6年生でのエースの道はサーブからやね!頑張ろう!」

娘は「分かった!サーブが入るようになったらユニフォームももらえるかもしれないしね!」と前向きになりました。

6. モチベーションの維持

私が意識したのは、以下の3点です。

1. 将来の自分がなるだろうすごい選手像をイメージさせる。
2. プラスの思い込み(運動神経がいいことを強調する)。
3. 今やるべきことの細分化と明確化。


センターのエースはレシーブもアタックもサーブも頑張らなければなりませんが、最初から全部頑張れというのは厳しいので、目標を細かく分けました。娘はサーブを頑張ると決めてくれました。

7. 努力の成果

この話をした次のユニフォーム渡しの時、見事に娘はユニフォームをもらえるようになりました。満面の笑みで誇らしげに私にユニフォームを見せてくれたことは一生忘れません。それからというもの、娘は毎回ユニフォームをもらえるようになりました。今後エースになる日が来ることを信じて私もメンタル面のサポートを頑張っていきたいと思います♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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