ゲームは悪なのか?
1. 子供のゲーム好きと親の悩み
子供はゲームが大好きである。
この世の中でゲームが嫌いな子はいないだろう。
それとは裏腹に、親は嫌いな人が多い。
私の妻もその一人だ。
「宿題もしないでいつまでゲームしてるの⁉︎ そんなゲームばっかりしてるとゲーム機捨てるよ!」
こんな会話は日常茶飯事である。
子供たちはその言葉を聞いてそそくさとゲームを辞めて宿題をやっている。
そして、
「今日はゲームやりすぎたから明日はさせません!」
と妻が子供たちに追い打ちをかけて、子供たちは怒っている。
そんな光景を何度も目の当たりにしている。
2. ゲームの仕組みの素晴らしさ
私はゲームを悪いとは思わない。
ゲームの仕組みは素晴らしいものだと認識している。
なぜなら、
上手に目標設定がされており、クリアできるかできないかのちょうどいい塩梅に設定されているため、子供たちのやる気スイッチをオンにできているのである。
もし子供にゲームを嫌いにさせるには、クリアできないと分かっているゲームを買うか、難易度を設定できるなら激ムズにすれば、自然と子供たちはゲームをやらなくなるだろう。
しかし、ゲームの世界は「クリアできそう」という難易度のため、子供たちは必死にクリアしようと頑張る。
そして、クリアできたならば難易度を上げたり、他のゲームを試したりして、ゲームの虜になっていくのである。
3. ゲームのドーパミン的快楽とその影響
これはドーパミン的快楽であり、ギャンブルで大当たりした瞬間や魚釣りで魚を釣った瞬間などに似ている。
ギャンブルは依存症になり、苦しい生活をしている人もいる。
それと同じドーパミン的快楽ならダメなのではと思う人もいるかもしれない。
確かに、子供たちはそのためにゲームを辞めないのだろう。
しかし、私が言いたいのは、こういう側面があるためゲーム自体が素晴らしいと言っているのではなく、ゲームの仕組みが素晴らしいと言っているのだ。
4. ゲームの仕組みを他の分野に応用する提案
この仕組みを他のものに取り入れると、子供たちはどんどんやるだろう。
例えば、宿題も最初から難しい問題をやらせるのではなく、分かるところからやらせ、徐々に難易度を上げる。
その難易度もすぐに高くするのではなく、
「ちょい超え」くらいのレベルにする。
スポーツでも同じことである。
ゲーム感覚でやると、子供たちは嫌でもやるようになる。
5. 結論:ゲームは悪なのか?
ぜひ、この仕組みを生活の中に取り入れて欲しい。
ゲームは悪なのか?
皆さんのゲームに対する認識が少しでも変われば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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