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音楽と映画。私のためになるエンタメ

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音楽や映画、ドラマ、小説、お笑いなど、私のしがない生活を彩るエンタメのことを。
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#インド

ハリドワールの風

一度見かけて以来、中毒のようにリピートしている藤井風の「grace」のMV。 見ての通り、ロケ地はインドで、インドテイスト満タンの旅情をくすぐりまくるとても素敵なMVである。 そこで、自分の中で議論となっているのが、ロケ地はインドのどこなのか問題。 日本の芸能人なんかが旅番組でインドに行く時、大体ガンジス川を目指しがちなのだが、よくあるのがバラナシ。 ガンジス川沿いのごちゃごちゃした雰囲気丸ごと、代表的な聖地ではある。 そして、ちょっと綺麗なインド、オシャレなインド旅を

インドセレブの結婚式 〜私のランビールがとうとう結婚!〜

知らんがな!が響き渡ることは想定内として。 ほとんどの日本人が知らないけど、大勢のインド人が一昨日あたりから沸いている。 ほとんどの日本人が知らないボリウッド映画俳優のランビール・カプールとアーリア・バットの超ビッグカップルの結婚式が始まった。 ランビールは私が最も推しているインド人俳優なのだが、顔はそこまで私のタイプではない。 スタイルは良いし、演技力はあるし、ダンスがとにかくうまくて踊ってて華があるけど。 バルフィとかBesharamという彼主演の映画をインドで見て「ズ

映画「グレート・インディアン・キッチン」と「パッドマン〜5億人の女性を救った男〜」を見た。

映画「グレート・インディアン・キッチン」を見た。 噂通り胸くその悪い映画だった。タイトルの皮肉の効かせ方たるや。 2人とも高学歴っぽいハイクラスの男女が見合い結婚し、夫の実家で暮らすことになるが、家事はすべて女性が行い、義父は自分で歯ブラシすら取りに行かないし、夫は、外のレストランではマナーはちゃんとしているのに家では食卓のテーブルクロスの上に平気で毎食食べ残しを汚く置く。それを毎日妻が片付けるということに気づきもしない。 米は炊飯器で炊かずに釜で炊けだのチャパティーにしてく

2月の無駄遣い

2月と言ってもまだ始まって10日しか経っていないが、昨日のnoteの流れで、なんとなく、この場で、今月の無駄遣いをご紹介しておこう。実は昨日のnoteの後半にこれをくっつけていたのだが、あまりに長すぎたので分裂させた。 私の無駄遣いなど誰が興味があるのか謎だが、ああ、なるほどねぇ、こういう生活してるとそりゃお金は貯まらんわのうと、一目瞭然に皆様が納得できる気がしたので、お伝えしておく。 ①Diorのコンシーラー韓国コスメのアイクリームを買い漁るブームが時々あるのだが、仕事の

日本印度映画拡大化計画

最近インディアンムービーウィークということで、インド映画ばかり見ているので、チャリンコに乗っていてもインド映画の音楽が頭に流れているハッピー野郎です。 毎年インディアンムービーウィーク(あ、毎年あるんですわよ)は仕事が忙しかったりして時間の都合で見れないことが多かったのだが、今年は割と仕事が落ち着いているのでたたみかけて見てやろうと計画していた。 全部一人で見にいくつもりだったが、いくつかは誰かを誘って見てみようとそれを試みた。 そもそも私は自分の好きな世界を広げて、みん

インド映画は、基本的に好きな俳優か女優が出ているか、ご陽気な雰囲気とかの直感で選んでいるのだが、これまでスルーしてきた「ラーンジャナー」をちゃんと見た。が考えがまとまらないので暫く考える。バラナシの街だー!とウキウキしてたのに後半何でこうなった感。曲は凄く好き。チャイ飲みたい。

M-1かインド映画か。悩みながらみかんを食べる。M-1は、もちろん録画はするが、必ずリアルタイムで見てきた人生。しかし、インド映画「David」は今日を逃すと見られないやつ。時間はドンピシャで重なっている。ああ。笑いに背を向けていいのか、インドを逃すのか。みかん占いで決めるか。

Gully Boyのステッカーと共に旅するインド【2019.10】 前編

そろそろ皆さんご存知のIMWのパート3が始まります。何のことかってあれですよ、インディアンムービーウィークです。 知らんがな!は無しでお願いします。 最近、友達のポン子さんが見て感動したらしいインド映画「GULLY BOY」を、私も久しぶりにDVDで見てみたところ、2019年のインド旅でのあることを思い出したので、ここに綴っておこうと思う。 まず、映画「GULLY BOY」とは、インドのムンバイにあるダラヴィスラムで暮らすラップをこよなく愛する青年ムラドが主人公。将来の不

旅とドラマと壁の色について

壁を青くしたい問題における最適の青について頭を悩ませている。43歳の春。 こうタイトルをつけていたが、例の如くnoteが脱線しまくったので最後にタイトルを変更した。 ここに至るまでの、壁の色に募らせてきた思いをまずは振り返りたい。 壁を白以外のカラフルな色にしたいという願望は昔から持っていて、アメリカのドラマの「フレンズ」のモニカの家みたいに、薄いパープルの部屋にしたい、というのはずっと思っていた。 まだ学生で実家暮らしだった私は、友達にも「一人暮らしをしたら絶対にモニカの

マツコが知っちゃったボリウッドの世界

昨夜やっていた「マツコの知らない世界」で、昨年私がインドの現地で撮ってきた動画が10秒ほど流れました。 嬉しい! マツコも言っていたけど、プロモーション次第ではボリウッドは日本でもっと人気が出ると思うという意見だが、本当にそう思う。 私も今やハリウッドよりもボリウッドが好きです。 愛しています。イシュクワーラーラーです。 私が日本の中心でそう叫んでも、ボリウッドはまだまだニッチなジャンルではあります。 私が思うに、私のようなダンスに憧れのある人や、ミュージカル映画が好きな人

私のブログのある動画を番組で使わせて欲しいとTV番組の人からDMが来た。どこで誰が見てるか分からんもんだ。変な風に切り取ったりその国の人や文化を馬鹿にする内容にはしないでほしいと伝えた。あの人は影響力があるけど、あの番組ではいつも優しいから安心してるけど。(これを匂わせと呼ぶ。)

インド映画「WAR」を見てウォー!!

先週は、緊急事態宣言以降初めて映画館でレイトショーを見にいけた。大阪はコロナが猛威を奮っているが、ストレスMAXで私の心はコロナよりもヤバいものに感染しそうなリスクもあったので、治療として映画館に出向くことにした。 こんなに映画館で映画を観なかったのは何十年ぶりだろうか、と感慨深い気持ちでしっとりと… と思いつつ見たのは、まるで違うテンションのインド映画 「WAR ウォー!!」だ。ウォー!! 今日はひたすらウォー!と心で叫びながら映画の感想を綴ることにする。 この映画は、ミ

有吉は優しい

有吉は優しい。 常々私はそう思っている。 いわゆる毒舌と呼ばれ、きついことを言っているようだけど、笑って許される器用さと愛らしさがある。 そして有吉は弱者には優しい。 お笑いを真面目にやっている芸人に対しては先輩後輩関係なくリスペクトがきっちりとある。 笑いに対して汚い奴のことは先輩後輩関係なく見下してそうな気もする。 頑張る若手にうまく助け舟を出してやる有吉の、見過ごされがちなパスを見つけるのが私は好きだ。 細かいエピソードを有吉だけが覚えているということがよくある。大