norim

テクノロジーとポップカルチャーの交差点

norim

テクノロジーとポップカルチャーの交差点

最近の記事

ありがとうスティーブ・ジョブス

*2011年に他ブログに書いたものの転載です。 おそらく本日は世界中で何百万人もの人がこの同じテーマで何かをコンピュータのようなものに書いているだろう。すべてジョブスが発明した機械に向かって。 Appleとの出会いはよく覚えてる。中学生ごろからパソコンに興味を持ち始めたが、当時はパソコンといえばPC-8001のこと。その後大学に入ってもそのままNECを使っていた。当時の日本のパソコン好きはみんなそうだった。そのころ月刊ASCIIに今でも覚えている衝撃的な記事が載った。それ

    • 中島みゆきと荒井由美

      * 2011年に他のブログに書いたものの転載です。 言わずと知れた日本が誇る二大歌姫である。私はミユキストでありユーミンファンであるので、このお二方の楽曲は30年以上も聴き続けている。デビュー以来休むことなく第一線で30年以上も疾走しつづける二人は日本のフォーク界、ニューミュージック界、J-POP界(時代によって言い方が変わっていった)の至宝と言っていいだろう。 この二人には大きな共通項が2つあり、それがこの二人を他の追随を許さない存在にしていると思う。 1つ目は「極め

      • キャンディーズが教えてくれたこと

        キャンディーズが教えてくれたこと (その1)  共感を得るということ 1977年7月の日比谷野外音楽堂でのとつぜんの解散宣言は正直いってその時点では無謀だった。渡辺プロとの交渉が進展しない中での思いあまっての行動であったが、普通に考えると勝機はほとんどなく、やもすればただの身勝手な行動とも取られかねない危険な賭けだった。ところが、その後の顛末は皆様もご存知のとおりである。キーとなったのはそれまで彼女達が本当に誠実に仕事に取り組んでいたため、業界内(番組スタッフや雑誌編集者

        • スコットランド戦を終えて、あらためて宿沢さんと平尾さんを想う

          1989年5月28日に宿沢ジャパンがスコットランドを撃破した試合を私は秩父宮で目撃していた。前年に東芝府中に勝って日本一になった(この試合も国立で見た)早稲田のスーパーSHの堀越選手がジャパン入りし、同じ熊谷・早稲田・SH出身の宿沢さんが監督になると共に、同年に神戸製鋼を初の日本一に導いた平尾選手がキャプテンをつとめた試合であった。試合結果はご存知の通りで、宿沢監督の綿密な戦略と選手のハードワークでジャパンは奇跡と呼ばれる勝利を手にした。スコットランドは2軍編成でコンディショ

        ありがとうスティーブ・ジョブス