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パーソナルカラーで読む 燃え殻

燃え殻さんの「ボクたちはみんな大人になれなかった」より、以下の一文が気になったので引用。


「日比谷線、上野駅。亡霊のように灰色のサラリーマンたちが改札に吸い込まれていく。」


こちらの、【灰色のサラリーマン】は、比喩的な意味を抜きにしても、上手く日本人サラリーマンを表した形容だと思います。

なぜなら、日本人の約半数は、グレーが似合う人たちだからです。だから、グレーのスーツがよく売っているし、着ている人も多いんです。

パーソナルカラー(その人に似合う色の大まかな傾向分類)の4分類で言うところの【サマータイプ】が日本人の約半数を占めると言われています。

サマータイプは、グレイッシュな寒色が似合う人たち。

そして、サマータイプの人は、ベーシックカラーとしてはグレーや落ち着いた紺色が似合います。

また、マナーの点から言っても、ビジネススーツは紺色もしくはグレーが適切だと言われています。

と、言うわけで、日本のスーツのお店によく並ぶ色はグレーや落ち着いた紺色といったものが大半です。キャメルや明るいブルーに近い紺色のジャケットなんてほとんど売っていません。日本では。

最多人口のサマーさんに向けたマーケティングが取られているんですね。

となると、自然と日本のサラリーマンは遠くから見るとふわっとした(ぼやけた?)色味をまとっている割合が高くなります。

なので燃え殻さんの「灰色のサラリーマン」という表現は、パーソナルカラーの観点から見てもまさに当たってる!!のです。

すばらしい

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