しょうゆの匂いを探す
手塚治虫氏の『火の鳥』の中の話だったように思う。
地球を離れ、地球人の全くいない辺境の星にやってきた主人公の男。
何かのアレで地球に戻ることが出来なくなったんだったか、とても郷愁に駆られていて
男の元で男に好意を寄せながら甲斐甲斐しく世話をしてくれているその星のフィメールが
ある時よかれと男の衣類の汚れを落としたところ、『大事にしてたのに!』と男が激昂した。
『大事な地球にいる頃に付いたしょうゆのシミだったのに』
男にとってそのしょうゆのシミは大事な地球の唯一の思い出だった。
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『価値』というのは、本当に人それぞれだ。
自分の価値観を押し付けることも出来ないし、人の価値観を押し付けられること程苦痛な事はない。
先ずの入り口としては、
みんな違う価値観を持っているということ、
みんな違う価値観の元生きているということ
これを許せあえる世界は
優しいよね。
喜びの循環^^