カーニバルの街角から -サンパウロ便り
英語ではフロートと呼ばれる巨大な山車。
そこに集まるブラジルで pipoca -ポップコーン と呼ばれる人々。
たたずみ、そして
音楽を待つ。
いつものバス通りが、賑やかなステージに変身です。
湧きたつエネルギーに地面が揺れれば
まっ青な空が一転にわかに
まっ白に煙るほどのスコールもやって来るけど
それもみんなで大はしゃぎ
路上のカーニバルの愉しみ、Bloco -ブロッコ。
私が住んでいるのは、こんな街です。
サンパウロはカーニバルもこうして終わりを告げました。
日本語の「侘び寂び」をブラジルの言葉で説明するのにひとこと
「Carnaval -カーニバル」と表現したひとがありました。
ラテンの民の底に横たわる深いかなしみ、
そこだけを見つめると言い得ているかもしれません。
祭りのあとのサウダージ・・ここからまた1年、日常を生きて、非日常を心待ちにするのです。
https://www.youtube.com/shorts/Hapo_cPeT5w
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