ライスワークとライフワーク
今日も、ワーママはるラジオの内容について書きます。
実は、この2つの用語知りませんでした。恥ずかしいですが、知らないことが多すぎますね。そして、ワーママはるラジオさんの発信される情報は、本当に勉強になることが多いです。
今日の内容は、まさしく今、私が悩んでいることでした。
はるさんは、新卒以来ずっと同じ企業に勤めているそうです。ホワイト企業に勤めているが、今後、仕事を続けるかどうか迷いが生じている、という話でした。
本当にやりたい部署で仕事をしていない、行きたい部署へのチャンスが年々減っている、企業の中でタイムリミットが来ている(お金をかけて育てようという人材ではなくなっている、その枠を年齢的過ぎている)、仕事に情熱がかけられない自分がいる、などでした。
私の場合、47歳です。完全に、日本の企業だったら、切り捨てられる人材でしょう。お金をかけて育てよう、なんて論外の枠ですね。
イギリスのホワイト企業に勤めているけれど(ライスワーク)、私はどちらかというと経済的な理由だけでこの仕事をしていて、情熱がありません。さらには、この先、昇進したいなどの希望もなく、キャリア上昇志向ゼロ。でも、いただく給料のおかげで、私生活は潤っているし、旅行もたくさんできるし、日本語教師(ライフラーク)も細々と続けられているのかな、と思っています。
つまり、私生活が充実しているから、このライスワークをなんとか続けることができているように思います。
はるさんの場合、ライフワークからの収入もかなりあるようですので、ライスワークを辞める、という選択肢は本当にあると思います。
でも、世の中には、私のように、ライフワークでは思うように稼げていない人のほうが多いですよね。もちろん、努力不足、勉強不足やスキル不足もあるでしょう。それでも、ライフワークだけで生きていける、という人は少ないように思います。
ただ、この私の「経済的な理由」を考えてみたときに、借金があるわけではありません。私たちは子供もいない夫婦です。住宅ローンがあるけれど、いざとなれば、売ってしまえば、返せる金額です。つまり、特にお金に困っているわけではないんです。ただ、当時貯金はほぼゼロで、貯金を増やしたいと思って、始めた仕事でした。
貯金は確実に増えました。でも、その分支出も増えたんです。実は、今のこの仕事をするようになってから、浪費が増えました。服をよく買うようになったし、高い美容品も買うようになったり、旅のスタイルはかなり贅沢になってきました。5つ星ホテルによく泊まったり。仕事で疲れて、「料理をしたくない、外食しよう」というパターンも増えています。
日本語教師だけをしていた時の収入は、今の半分以下でした。でも、服を毎月買うことはなかったし、旅行も贅沢ではないけれど、同じぐらいよくできていたし、外食はあまりしていなかったように思います。これはこれで、不便ではなかったんです。日本語教師をしていてストレスに感じることはほぼなく、精神的には、今のほうがずっと疲れていて、ストレスが溜まっているように思います。
そして、47歳だからこそ、残りの50年ぐらい(人生100年時代)、好きなことだけに集中して生きていけばいいのではないか、と強く思うようになりました。
ただ、はるさんも言われてましたが、不安は常にあります。時に将来ついての不安にかられることがあります。だからこそ、私はこの情熱の持てないライスワークをまだしているし、辞めたいけど辞められない、思考になっているのでしょう。
お金の問題とライスワーク・ライフワークのバランスって、ものすごく深いですね。でも、肝心なところは、何があなたにとって幸せですかってことではないでしょうか。
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