病院での「誤診」について思うこと
ご機嫌な夏季休業を終えて、8月16日（金）から仕事をがんばるつもりが…
朝起きたら、なんと！！声がまったく出ない！！
なんでーーーーーーー？！
ということとで、朝一番の予約のお客様に日程変更をお願いして、耳鼻科に行くことに。
いつもお世話になっている信頼している耳鼻科さんはお休み…。
始めての病院に行ってみました。
なんだか嫌な予感…
神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。
薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。
ネットで調べて、吉方で駅から近い耳鼻科に行って、30分ぐらい待ったかな…。
診察室に入って、のどを一瞬見て「赤いですね。薬出しとくので、うがいして休んで」のひとことだけで終わりました…。
「え、それだけ？いつもの先生ならカメラで見てくれるのに…」と思っても、「じゃ、待合で待ってて」と追い出され…。
とりあえず出勤したものの、「なんだかおかしい…」という感覚が取れませんでした。
特に予定もなかったし、今日はもう帰ろうと思って、午後の早い時間に自宅に帰ったんです。
中医学と九星気学で考えてみた
発熱なし、のどの痛みはなし…でも、声が出ないということは肺か気管支が炎症しているんじゃないだろうか…。
舌先が若干紅いけど、脈も舌もカゼではない（前日の夜もチェック済）。
立秋を過ぎたし、エアコンの乾燥かもしれない…。
他にもいろいろと調べてみたけど、もらったトラネキサム酸では効かない気がしてきました。
病院に行くとき、日盤で凶方位にならないようにしようと思って、北東の九紫火星吉方で行ったんです。
九紫火星は、情報を集めて物事を高い位置から見るという象意。
もう少し調べてみようと思って、詳しく調べていると「やっぱりおかしい！！」と。
そして、「そうだ！九紫は2回目の方がいいって月華先生が言ってた！！」ということを思い出して、同じ北東九紫火星吉方の違う病院に行くことにしました。
重症の気管支炎
かなり待ちましたが、しっかりカメラで見てくれまして…。
結果は、「かなりひどい気管支炎ですね。先程の病院でもらった薬は効きませんので、こちらを飲んで下さい」と。
ちょっと意地悪な質問をしてみました。
「カゼを引いていないのですが、気管支炎ですか？」と。
すると「これはカゼです！！ひどいカゼです！！お薬飲んで寝てください！」と怒られた…（笑）
いや、ぜったい違うって、カゼじゃないって…と思いつつも「はい、すみません…」とそこは逆らわずに帰ることに…。
夜に漢方薬のお師匠様に相談すると「エアコンの風の乾燥からだろうね」ということでした。
やっぱり…。
もともと肺が弱いんです。
なんども肺炎をしています。
今年は暑くてよく汗をかいたし、家も会社もエアコンの風が届くところに座っています。
ずっと忙しかったし、乾燥が嫌いな肺がストライキを起こしたんでしょうね。
病院でいただいた抗生物質とお師匠様から教えていただいた漢方薬で、しばらく様子をみることに…。
金曜日の夜中から発熱し、土曜日は終日高熱でしたが、今日は平熱に戻りました。
結果的に土日を休んでしまったのですが、たまたま予約数も少なく、セミナーも日程変更ができる日があり、不幸中の幸いでもありました。
協力していただいたみなさま、ありがとうございました。
誤診＝悪い医師ではない
いつも行く耳鼻科がお休みで、他の病院を探すときに、いろいろな口コミを目にしました。
「すごく優しくて良い先生」と書いている人もいれば、「態度が悪い、薬が効かなかった！」という人も…。
私が最初に行った病院は「しっかり診てくれる」という口コミがありましたが、私の診察時間は1分もなく、カメラで診てくれませんでした…。
２つめの病院も賛否両論でしたが、私にとっては良い先生でした。
つまり、口コミというのは患者からの一方的な感想であって、その人やドクターがそのときどんな状況かも分からないし、その口コミが正しいとは限らないということ。
そこを慎重に見極めるか、それが無理ならとりあえず行ってみて、ダメならセカンドオピニオンを取るというので良いと思います。
結果的に、ひとつめの病院では誤診でした。
でも、それを口コミに書こうとも思わないし、責めるつもりもありません。
私がその病院を選んだだけだから。
ご縁がなかっただけです。
これは、自分の仕事でもあり得ると思います。
知らず知らずのうちに、受講生様やお客様を不快な気持ちにさせたり、落胆させているかもしれません…。
今回のドクターがどんな状態か分かりませんが、お盆明けの混み合う中で、早く診察をまわそうと思われたのかもしれません。
誤診は誤診ですが、誤診した人＝悪い人ではないです。
すべてをその一点で決めつけてしまうのは違うな…と思います。
それって、依存でしょ？
医療においても、ある程度の自立は必要だと思います。
おかしいと思ったら、すぐにセカンドオピニオンをする。
「こうして欲しい」というのがあれば、きちんと伝える。
２つめの病院では、口コミで「鼻からのカメラがラクだった」と書かれていたので、カメラがあるのは確認できていました。
もし、カメラで診てくれなければお願いしようと思っていましたが、何も言わなくてもカメラで診てくれました。
そして、声帯だけでなく重度の気管支炎で抗生物質が必要であることも分かりました。
あとは、お薬を飲んで休むだけ…。
金曜日のうちにセカンドオピニオンをしたのは、正解でした。
土曜日は朝から高熱で寝込んでいて、動けませんでしたから…。
会社の経営者だからこそ、ほとんどの業務をメインでしているからこそ、ひとりで暮らしているからこそ、大切な判断だと思います。
その日とった吉方の九紫火星は、悩まずにすぐに行動するという意味もあるので、気学に背中を押してもらえました。
そうでなかったら、「明日でいっか…」と思っていたかも。
実はちょっと忘れていて、「うわぁーー！！あ！まだ午後診間に合う！！」というタイミングでした…危なかったぁ…。
なにはともあれ、重度の気管支炎と言われて高熱も出たのに、今日はすっかり解熱して、普段の70％ぐらいの生活はできています。
月火曜日は定休日なので、ゆっくり休もうと思います。
日程変更を許して下ったお客様や受講生様、心配して連絡をくれた友人たち、本当にありがとうございます。
本来なら、今日の西野亮廣さんのポートタワービアガーデンに行く予定でしたが、泣く泣く断念…。
西野さんとは「来年の夏、プペルミュージカルで会おう！！」ということを楽しみにします。
そんな傷心の中、爆笑することもありまして…
7月初旬から甲状腺炎と高熱で倒れていて「油断大敵！休んで！」と言い続けたＡちゃんから、「油断大敵！！」と言われたこと！！（笑）
（ご飯を作って真空パックにして渡した人です）
こんなに早く言い返されるとは思わなかった…。
Ａちゃんはまだまだ療養中ですが、明日から仕事復帰をするそうです。
元気になってきて、良かったね。
私も場末のスナックのママみたいな声から、早くもとの声に戻そう…。
もう大丈夫だと思うけど、油断大敵だから…。
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それでは、今日も心と体とご機嫌を整えて笑顔で過ごしましょう～♪
おしまい。
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