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乳がん記録 #03 細胞診結果


細胞診の結果

2023年3月29日。検査結果を聞きにクリニックへ。
この時は夫が付いてきてくれて、クリニックの隣のカフェで待っていてくれた。

待ちに待った検査結果は白でも黒でもない「グレー」。
細胞診の結果は「クラス」という数字で出るのだが、

・クラス1と2:良性腫瘍
・クラス3:悪性の疑いあり
・クラス4と5:悪性腫瘍

で、私はクラス3。
この2週間、乳がんについて自分なりに勉強していたので、クラス3の場合は「針生検」という次のステップの検査を受けなければ確定診断が出ないことは分かっていた。
「クラス3で結果持ち越しになるのだけは嫌だな〜」と思っていたのでかなりガックリ。
もちろん、1か2であることを祈ってはいたが、52歳という年齢、出産歴・授乳歴なし、ホルモン補充治療歴あり、ここ最近体重が増加した、などを考え合わせると、楽観的でいられるはずもなく。
先生も「この形はちょっと気になりますね」と言っていたし、自分の中では「ほぼ黒」だと思っていた。
だったらいっそのこと、腫瘍は小さいんだし、悪性だろうがなんだろうが結果がはっきりした方がいい、と思っていたので、クラス3だったことにかなり落ち込んだ。
しかも針生検をやったことのある友人が「めちゃ痛かった」と言っていたこともあり、憂鬱になる。

紹介状

針生検は部分麻酔が必要なため、恐らくほとんどの場合、この検査から先が「乳腺科」のある総合病院で行うことになる。
クリニックと提携している総合病院は3つ。
「どこの病院がいいですか?」と聞かれたのだが、3つの病院のことを全く知らず、答えられなかった。
これ、最初の時点でちゃんと提携先を確認して調べておくべきだった。
「ほぼ黒」と思っていたわりにはなんとも迂闊だった。
悩んだところで結論がすぐ出るわけでもないので、「先生が一番よく知っている病院で」とお願いし、みなとみらいから程近い「M病院」を紹介して貰った。

この時点で、自分の中では「良性であって欲しい」という気持ちより、「ステージ1の悪性度が低いガンだったらいいな」という気持ちの方が強くなっていた。


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