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思いやりの心が行き交う恩贈りロード ペイ・フォワード記事Vol.46

恩贈りロード、福島・埼玉間開通

かつて、シルクロードは世界の東西を結ぶ物資と人々が行き交う「みち」でした。最近では、福島と埼玉を結んでお互いさまの街の概念が行き交う「恩贈りロード」という「みち」が開けました。この未知なる道を、人々の想いが行き交うことで、お互いさまの街が広がっていくのです。

と、少し詩的な表現で始まりました。

先日、元モスフードサービス専務の田村茂さん(冒頭写真左から2人目)に会いに、福島県を拠点にお互いさまの街を広げているNPO法人チームふくしまの代表理事半田真仁さん(左)と理事の鈴木厚志さん(右)と共に、埼玉県に足を運びました。

チームふくしまとしてお互いさまの街を広げるためのイベントを企画していて、どんな内容にするかの夢会議をさせていただきました。そのお互いさまの街夢会議にふさわしい場所は、もちろんモスバーガー(以降、モス)です!

おしゃれなMOS&CAFEで氣分も上々!

この時お邪魔したのは、私にとって初体験のMOS&CAFE。内装もおしゃれな上に、メニューもカフェらしくパンケーキなども取りそろえているそうです。

もちろんお客様との交流を大切にするモスらしく、スタッフの試食の感想が店頭に貼ってありました。スタッフさんとの親近感を感じます。

モス(MOS)の語源のMountain・Ocean・Sunのメッセージもこんなにシックでアート風に。なんだか外国感があります。


早速メニューとにらめっこしながらどれを食べようか考えます。4人とも異なるメニューを注文。届くのが楽しみです。

来ましたよ~チーズ好きにはたまらない、「新とびきりチーズ」。口の中でチーズのコクとハンバーグの肉汁が混ざり合って美味~!そして一番氣に入ったのが、シャキシャキのレタスの甘さでした。


花咲く お互いさまの街トーク

初めて田村さんにお会いしたのは福島市でお互いさまの街ふくしま巡りの時でした。

その時に田村さんとの会話を通してたくさん学びを深めさせていただき、自分なりに消化してまとめたのがこちらの記事です。

こういう素敵な場所で田村さんと再会できることがとても嬉しく、どんな話が飛び出すのかワクワクです。
実は10月25日(金)に福島県にて、お互いさまの街について語り合うイベントを企画しています。なぜこの日なのか、というと、お互いさまチケット発案者の故吉成洋拍(ハグ)さんのお誕生日だからです。この日はハグさんへのバースデープレゼントとして、お互いさまの街に興味がある人たちが福島に集合して語り合い、ハグさんにもお空で一緒にお互いさまの街の広がりを体感してもらおうとしているのです。この日の夢会議で決まった、気になるイベントの内容は・・・

・田村さんによるホスピタリティのお話。何が飛び出すかはお楽しみ。
・ハグさんがお互いさまチケットに託した想いとは?
・お互いさまの街はどういう理念?お互いさまチケットって何?
・お互いさまチケット導入店はどんな風に盛り上げているの?
・お互いさまチケットを通した心の交流や腹落ち体験のシェアタイム

この日私が食べた「新とびきりチーズ」のボリューム感に匹敵するような、充実したイベント内容になっています。イベントでこういう話をシェアできたら、お互いさまチケットを導入している方たちが取り組みの意義をより深く認識してくれたり、取り組みを進める意欲が高まったりするだろうと思えました。さらに、これから始めようとしている方にもきっと励みになるだろうとワクワクしてきました。これから詳細をつめていきますので、皆さんに告知できる日を楽しみにしています。

田村さんの名言のお福分け

この日私も初めてお会いさせていただいたチームふくしまの理事で、夢成株式会社の代表でもいらっしゃる鈴木さん。(写真左)以下で紹介する記事にもあるように、理念を大切にした経営をされていらっしゃいます。

その鈴木さんは、「人間貢献・社会貢献」という理念を徹底的に社員の行動に落とし込んでいるモスの元専務田村さんのお話に深く共感されていました。

田村さんのお話をお聞きして、私もたくさんの学びや発見がありました。noteにも全部書き留めておきたいのですが、それは10月25日のイベントでも聞けるはずなのでお楽しみ!ということで、一つだけ私が氣に入ったお話をnote読者の皆様にもお福分けさせていただきますね。

「信頼のジャンプ」で恩贈り

「信頼のジャンプ」。これは、詩的で心に響く印象的な表現をされる田村さんならではのメッセージです。ある人が誰かに応援してもらい、信頼関係が深まっていったときに「この人からとてもお世話になった。だから私を信頼してくれているこの人のためにも自分自身を信頼し、現在地から飛躍的に成長して社会に恩贈りしよう」とすることを意味しています。

かくいう田村さん自身も、モスの創業者櫻田慧さんに深い恩義を感じており、その櫻田さんが亡くなってしまったので少しでも恩贈りをしたいと考えていらっしゃるそうです。

そのような深い信頼関係で結ばれている理由は何か教えていただきました。それは、なぜその会社やその人と働きたいのかという動機に関係しているということでした。自分自身の生き方と、会社(社長)の価値観が一致しているときに幸せに働けるというのです。そのために、会社や一緒に働く人(社長)の価値観を理解するためにじっくりと時間をかけるべきだそうです。ある会社や仕事を選ぶときには、①パッション(熱量)、②ミッション(何のため?)、③リソース(自分の経験・知見・スキルなど)を理解すると、会社の中で喜んで働き、信頼のジャンプで恩贈りしようとする想いが芽生えるということでした。私も誰と何のために働きたいか、丁寧に考えていきたいと思えました。

おまけ:恩贈りロードのキーワードは「埼玉」「福島」「シゲ」

前回のペイ・フォワード記事Vol.45では、東日本大震災後の支援をきっかけに始まった、和んぴプロジェクトのご紹介をさせていただきました。

福島に住むシゲさんが、埼玉のお友だちから浴衣のリメイクワンピースを受け取ったとことから始まった和んぴプロジェクト。いつもお世話になっている田村さん、そしてその田村さんをいつも支えていらっしゃる奥様に何かお礼をしたいと思いこの日お持ちしたのが和んぴでした。

埼玉から福島のシゲさんに届いた浴衣ワンピース、和んぴとなり福島から埼玉の「しげ」るさんへ

和んぴの説明が書いてあるポストカードを田村さんが手にとって放った一言が、、、

「私も『シゲ』ですよ。」

あ!そうか、田村茂さんなので「シゲ」さんですね!
そしてこの和んぴを作っているのもシゲさん。

さらに、田村茂さんが住んでいらっしゃるのは埼玉。
シゲさんに最初の浴衣ワンピースを贈った方は埼玉の方・・・。

こんなことってありますか?あるんです!恩贈りの思考を持っていると、こういうミラクルのようなお話がわんさか出てきます。この日も、「福島」と「埼玉」と「シゲ」さんが巡り巡って繋がった恩贈りの日となりました。

お後がよろしいようで。



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