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今マレーシアに住んでいる人がお送りする、住みたい国ランキング 第1位

一般財団法人ロングステイ財団が公開している、「ロングステイ希望国・地域2019」トップ10を眺めながら、今住んでいる絶対的エース、マレーシア以外の国に住みたくないのか?をゆるゆる考え始めました。その第6弾です。
ぼちぼち書き続け漸く1位(=マレーシア)まで来ましたが、思うところあり、もう少しお付き合いくださると嬉しいです。

最初の第10位から読んだろかーという奇特な方はこちらへ。



この調査で2000年に突如10位に躍り出たマレーシア(左から2列目)、次?の調査2006年にはなんと1位に大躍進(左から3列目)、しかも維持し続けているという謎の推移を辿っています。黄色のセルです。
上記ホームページから表だけ切り取って来ました。

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個人的には、

2011年以降の、マレーシア・タイ・ハワイの三巨頭体制確立、
時を同じくしてオーストラリア・ニュージーランド・カナダの没落、
低空飛行を続ける(≒5位以上にならない)インドネシアとシンガポール、
2015年~フィリピン、2016年~台湾の勃興、
1990年代~2000年代?は勢いのあったヨーロッパ勢、


辺りが気になりつつも、

nagativeな話は本意ではないけれど、あまりにも「マレーシア最高!」って言いまくってては現実味がないかなと。実際に住んでみて閉口したこととか、ギャップを綴っておこうと思います。




時間感覚

日本と比べマレーシアの適当さにほっとするのは否めません。特に時間に関して。

「ごめんなさい!前の打合せが押してて10分待ってもらえますか?」と上司にお願いしたり、
「ごめんなさい!ランチお持ち帰り中なんで30分後に来てもらえます?」と掃除のお姉さんに直前にお願いしたり、
「ごめんなさい!寝坊したからレッスン1時間後ろ倒しでもいい?」と中華系マレー女子の英語の先生にお願いしたり。

別にみなさん、嫌な顔ひとつせず待っていてくださいます。むしろ”Take your time”と言ってもらえたりも。


とは言え、営業時間8am~8pmというお店で、8amを過ぎても開店準備中だったり、8pmを待たずして閉店しているのは、むぅ…( ̄ー ̄)と思うところではあります。



コミュニケーションを端折らない

”空気読む/察する”国から来た、High Context文化に慣れ切った住人にとっては、結構キツイのです。一から十まで「言葉」、しかも母国語でない言語で自分の意思を伝えねばならないことが。


仕事で打合せ中、彼ら彼女らが納得できないことがひとつでもあれば徹底的に議論するし、自分の考えを伝え貫きます。「まぁまぁそうは言っても」的な妥協は、自分が許容できる範囲でならOKだけどもそうでなければ、お互いハラオチできるまで議論が続きます。たとえ少々会議の終了時間や締め切りが過ぎようとも。

当たり前っちゃ当たり前なんでしょうが、そこまでやり合うことに慣れていない(≒すぐ妥協してしまう)私はちょっと疲れてしまいます。



食事の量が多い

中華系の流れを汲んでか、そもそも物資が豊かな証左なのか、「我々はこれだけserveするからお好きなだけお召し上がりください」というスタンスなんで、黙ってると、こんなもんひとりで食い切れるか!という大量の食事が出てきます。
たとえ一人前であっても。たとえ客が女子であっても。
そもそも家族主義というのか、おひとりさまは想定されていないんでしょうね。若い国ですしね。


ここでも、「コミュニケーション端折らない」問題が発生します。「そんなに要らん!」と主張せねばならないから。

以前バナナリーフカレー屋さんで、「米減らせ!」と主張しまくったら、店員のお兄さんにしょんぼりされた記憶あり。



(生)野菜が少なめ

南国なので全く期待はしていない(というかむしろ、諦めた)けれど、たまに生野菜のシャキシャキしたサラダを口にしたくなるときがあります。
下記記事にもしましたが、頑張ればできないこともないけれど。
「野菜」であれば、中華系ミックスライスなりの炒め物なんかで摂取はできるのですが、炒め物であるが故油がついてくるのです。

また、偏愛するマレーシアごはん、全体的に茶色い炭水化物まみれなんですよね。カロリーもだが塩分過多も気になるお年頃なんですよ。



虫やら

今のコンドミニアムに住んでもうすぐ2年経ちますが、退治したGは7~8匹に上るかと。ひとり暮らしなので素敵なダーリンがやっつけてくれるはずはなく、自分で殺るしかない。



この他にもあるような気もしますが、累計3年近く経てば慣れ切って(体よく諦めて?)不如意を忘れ去っていることもあるような。



あと少しだけ、

To Be Continued...




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