男心

兄に誘われて軽登山へ。
2年ぶりくらいか。
兄は毎年春夏秋冬で登山にゆく。春と秋冬は軽めの登山で、夏というか、夏手前と秋頃には本格的な登山をしている。
春と冬はその年の登山の始まりと締めで、軽めの山に登るので、体力ない初心者のわたしにはピッタリ。

とはいえ、普段から運動不足・少し前に虚血性腸炎をやらかしてしまい、体力も落ちて行けるのか心配だった。

今回は御岳山から日の出山コースで、日の出にあるつるつる温泉がゴール。

ざっくり聞いていたので、まあ緩いから大丈夫かなあと思っていたけど、御嶽神社も行くと聞いて、そしてケーブルカーに乗ると聞いて、ハッとした。



ケーブルカー乗り場手前の坂地獄じゃんwww
御岳神社前の坂とか階段地獄じゃんwww



体力のない自分にウンザリしながら登った



この神社手前の坂がまあまあキツいんよ…
あ、写真逆だ…ケーブルカーが先



兄が撮る写真は、短い足が更に短く映りがち


よくここまで行ったと思う 凄いよ自分

御岳神社からいよいよ日の出山までは、少し下りのルートでラクだった(今酷い筋肉痛😂

余裕が出てきて、お互いの近況の話しで、Aさんと険悪になった話しから、男の人は仕事の愚痴を何故しないのかという話しの流れになり。
やはり兄も奥さんには仕事の話しは一切しないと言っていた。

兄も私と同じく、上司にパワハラに遭っていて、周りもその人が本当に酷い人だとは分かっていた。
兄を気の毒に思っていた人もいた。

兄は証拠となるように、言動をメモしたり証拠集めをしたりしていた。

その渦中も、俺に何かあったら頼むな、なんて言ったりしていて、自殺するのではないかと心配していた。

結局、上司は悪事がバレて立場を追われる事になったから良かった。

そんな時も弱音を妻には言ってなかったそうで。
話すのであれば、全てが終わった後言うなあ…と。

そっかあ…まあそんなもんなのか。
でもさ、妻には話してるのかと思って嫉妬したりしちゃうんだよねー…なんてタラタラ他愛ない話しをしながら軽快に下山していて、結局日の出山付近になったらまた登る事になり⇦当然だけど

また無言&ちくしょうちくしょう心の中で言いながら登った。




霧の中を歩いた 幻想的

凄くしんどいけど、登り切った後の気持ちよさは確かにある。あとは、自己肯定感がある。
凄く自分に自信がない。
登る前は、登れるだろうか登れるだろうかと、本当に体力がなくて不安なのだけど、休み休みだけど登れて嬉しかった。
成功体験。


頂上で食べるのは最高 美味しく感じる
兄の飲みに付き合う

日の出山からつるつる温泉までは3キロちょっとで、また下山してからつるつる温泉までの坂がキツい。
こんちくしょう!!と思いながら、いいながら登った。

つるつる温泉は初めてだったけれど、登山帰りの人もまあまあいた。
泉質が自分には合ってて、お土産に温泉の素を買ってしまった。

温泉行かないで帰りたいと言ったけど、結果良かった。

2023年ももう後少しだなあ…信じられない。
体調気をつけて2024年を迎えたい。

話しを聞いてくれたり、誘ってくれる兄に感謝。
Aさんに感謝しろお前と言われた。
うん。そうやな…。
兄は私のクソ面倒な人格を良く分かってるから、Aさんに同情的であった。
とほほ。
もっと大人になろう。
柔らかくなりたい。

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