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セミナーは手書きメモのほうが頭に残る

※追記:ホームページ開設しました。2024.7.26以降はそちらにてブログを更新していますので、チェックしていただければ幸いです。

昨日、私が尊敬する経営者の方のセミナーを受けてきました。

歴史からひも解いた経済・金融業界の現状や直近の動向及び今後の見通し、それを受けて自身の資産をどう防衛していくか。

この方の話は何回も聞いていますが、聞くたびに新しい発見があり、いつも勉強になります。

私がこういったセミナーを受講する際には必ず手書きでメモを取ります。が、私は文字を書くのが大の苦手です。スピードも遅いし、お世辞にもきれいな文字とは言えません(後で見返して自分でも解読不能な時が多いです…)。

それでも、セミナーの際は可能な限り手書きでメモを取ることを心がけてきました。

今回は、そんな私がなぜ手書きのメモにこだわるのかについて、シェアしてみようと思います。

手書きか、打ち込みか


メモを取る手段は、大きく2つに分けることができると思います。

私のようにノートなどの紙に手書きでとるか、スマホやPCなどの電子機器に記録するか、その2つです。

最近ではデジタル化が進み、電子機器でメモを取る方が増えてきているように思います。

しかし私の感覚でいうと、電子機器でメモを取った場合よりも、手書きでメモを取った場合のほうが、頭の中にセミナーで教わった内容が多く残っているケースが多いです。

タイピングは早いほうなので、電子機器でメモを取ったほうがメモの分量としては多くなるのは事実です。後で見返したときの情報量を比べると、メモとでは比較になりません。

にもかかわらず、後で思い返してみると「あのセミナーで講師の方が言いたかったことってなんだったっけ?」となってしまった経験はないでしょうか。

なぜ手書きのほうが内容が頭に入りやすいのか、ここを私なりにひも解いていきます。

エッセンスをその場で瞬時に要約する


あくまで私のケースですが、先ほども述べたように、私は字を書くのが大の苦手です。

なのですが、逆にこの苦手意識を利用します。

手書きでメモを取るとなると、取れる量に限りが出てくるため、メモとして残す内容は必然的に厳選されます。

そうすると、講師の方の一言一句ではなくそのエッセンス、つまりセミナーの各所で「この部分での真に伝えたいことは何か」ということを自分なりに要約して、それをメモに残していくことになります。

したがって、セミナーを受けながらその場で瞬時に趣旨を把握し、これを簡潔にまとめたうえで文字に起こす、というトレーニングを同時に行うことができます。これは強いです。

講師の方は、真に伝えたいことを説明するために、背景の説明に時間をかけたり、例え話を用いたり、様々な情報を私たちに届けようとします。

もちろんそういった部分の理解は大事なのですが、そこまでは必ずしもメモに残す必要は私はないと思っていて、その先にある真に伝えたいことを心にとどめておくほうにエネルギーを使うことのほうがより効果的と考えています。


会計士の方は、CPD単位取得のためにセミナーを受講する機会も多いです。もし少しでも効果的に頭の中に情報を落とし込みたいのであれば、あえて手書きでメモを取ってみてはいかがでしょうか。

~編集後記~
・ペン字
・妻と映画に。「陰陽師0」を観てきました。セリフが現代語に寄せすぎていたのがちょっと残念でしたが、まぁまぁ面白かったと思います。
・「現代語訳 学問のすすめ」福沢諭吉 著 斎藤孝 訳 ちくま新書 読了
・再び三毛猫おばあちゃんが体調不良に。心配です

ちょっと元気がありません(ハナコ19才)

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