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イーロン・マスクのtwitterが終わるかも?

【危なかったtwitter】
この記事を見ると、イーロンマスクへの反論をした人は、現状はまだいないらしい。話題のtwitter社の財務についてだ。当然ながら、反論があれば数字には数字で返す必要がある。会社への責任とか、社会への会社の責任も、会社あってのことだ。twitterという会社をなくして、twitterが社会貢献はできない。

【「雇われる側」からの言論】
今回のマスク氏への批判の多くは明らかに「雇われる側」からのものだ、と私には見える。雇う側の人数よりも雇われる側の人数が多いから、それは当然のことだ。そんなことはいくつもの会社を経営しているマスク氏にはよくわかっていて当然のことだから、多くの批判を受けることは予めわかっていてtwitterで「当たり前のこと」をしただけだ、と私は思う。

【当たり前のことをした】
彼は良いことをしたとも、悪いことをしたとも思っていないだろう、と私は思っている。生きて、苦しみに暴れまわる瀕死の患者の大手術は超名医の執刀で終わった、という感じだ。手術が終わり、その時期に来たからこそ、マスク氏は「自分がCEOを続けてよいかどうか」を公に問いかけた。そしてその結果に従う、と、言ったのだ。こういった発言一つでも、彼が計算しないでやっていることとは、私は思えない。

【常在戦場の革命家】
どんなに罵詈雑言が飛び交う場所であろうと、そこに飛込み、やるべきことをやったら「平時の経営者」ではなく「戦時の革命家」としての自らの資質と役目を自覚し、事を成し遂げた後は自らの退路を作ってその場を去り、次の戦場に彼は向かうのだろう。その時が来たのだ。そんな感じが私にはする。

「大丈夫だよ。ここから先は俺がいなくてもなんとかなる」

日本でもそういう経営者はいたな。たしか。

(恥ずかしながら、自分もどこかでこの台詞を一回言ったことがあったな。どこだったかは忘れたけど。経営では無いことだったけどね)

【革命家の疲れ】
ただ、今回の大手術はなんとかなったものの、マスク氏も大手術だっただけに疲れも出ただろう。しかも彼も年齢相応の疲れもあるのだと想像できる。「老年」とは言えない年齢(2022年で51歳)ではあるが、かなりのプレッシャーも多い「大手術」だったことは誰の目にも明らかだ。彼自身の発言では、しばらくはシステム管理などの部署でいたい、という。「しばらくこのtwitterのなかで休ませてくれないか。だれかCEOを代わってくれたら良いんだが」そうも彼は言ったのだ。

【次の戦場へ】
おそらく、この名医には次の戦場が待っている。なにせ世界は大不況になる予想が強い。米国の大手ハイテク企業を中心に、リストラの嵐がそろそろ始まっている。一日、一日と、爆撃の音が大きく聞こえてきている。新たな戦場はすぐそこに迫っている。ここに座っていても、今と同じ世の中であるはずがない。

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