見出し画像

生成AIの初期とインターネットの初期の話

【生成AIの初期と似てるかも】
インターネットが騒がれ始めたころ、ぼくはインターネットの中心に近いところにいた。マスコミ関係者には目の敵にされたねぇ。露骨に嫌な顔されたこともあるよ。生成AIの現在が、そういう感じだねぇ。

【生成AIも、インターネットも「資本主義」。だから非効率は排除される】
でもね、資本主義という原理の中で、より大きなお金を目的として、表現をお金にする仕事をしている以上、これからは生成AIは使わざるを得なくなるんだな。こういうものは、ね。つまり、非効率を無くし、効率化を考えて仕組みを作ると、誰もがすぐにそれを使うようになり、競争優位に立とうとすればするほど、それを使わざるを得なくなるんだな。そして、非効率なところを生きる糧にしていた人は、その糧を奪われるから、抵抗する。しかし、抵抗は無駄になる。目的であるものが「お金」である以上、このコース上での優位は予めわかってしまう。そんなものだよなぁ。

【お金を目的にする以上】
この社会での活動の目的に「お金」がある以上、この原理からは逃れられない。そんなものだと思うんだね。しかもビジネスでその結果を使う場合、できたものの細部にこだわり、時間をかける、ということは効率を下げるからできない。ビジネスであれば、そこそこの品質で、消費者がお金を払いたくなれば良いのだから、細部に拘る必要はない。「お金」が目的になった時点で非効率は、否が応でも排除されていく。

生成AIの今は、インターネットの過去と似ている。

経済効率が優先される以上、人が思う通りに物事は動かない。経済効率で物事は動いていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?