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内尾紀彦のKOE BLOG-ストロー発声のゲーミフィケーションについて-

みなさんこんにちは。
そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院院長の内尾紀彦です。
本日は、以前に甲南大学知能情報学部の北村達也先生と対談を行いましたのでそちらの内容を記事にしていきたいと思っております。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

甲南大学知能学部 北村達也先生の取り組みのご紹介

甲南大学知能情報学部の北村達也先生が開発されている、
ストロー発声のゲーミフィケーションについて、
紹介をさせていただきます。
ゲーミフィケーションとはゲーム以外の物事に、
「スコアの競争」といったゲーム要素を取り入れ、
モチベーションを高める方法です。
ストロー発声がうまくできるとゲームが作動し、
ゲーム感覚で訓練を行う事ができます。

ストロー発声について

ストロー発声はSOVT(Semi occluded vocal tract exercises)の一種で、
ストローを口にくわえ発声を行う音声訓練の方法です。
声帯に負担をかけずに、響きのある発声を得る事ができます。
望ましい発声を得るためには、少なくとも1600回の反復が必要です。

しかしながら実際にこちらを行うは困難です。
訓練に対するフィードバックが無く、治療の効果が分かりにくい、
またうまくできているかが分からない、事が主な原因となります。

そこで継続性を高める有効なシステムを構築し、
モチベーションを維持するため、
ストロー発声をゲーム化する方法を開発しました。

今後どのように普及をしていくかが課題となります。
北村先生と連携し、普及に携わっていきたいと思います。

対談動画は下記より視聴可能なので、
是非見ていただけると嬉しいです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみ!

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