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DRIVEキャリアの日々

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働く人の思いとやりがいをマッチングする求人サイト「DRIVEキャリア」で事務局をやっています。仕事で感じたことを中心につづっています。 DRIVEキャリア:https://dri…
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2021年4月の記事一覧

「社会貢献に関わりたい、でもテーマが絞れない」と思ったときに読みたいサイト2つ

「社会を良くするために仕事がしたいです」というご相談を受けることがあります。 社会を良くする、というのは、とても抽象的な言葉で、範囲が幅広いです。何をもって良い社会か? 社会とはどこからどこまでのことを指すのか?(地球規模?日本?) など、言葉の定義によって仕事の選択肢がまるで変わります。 冒頭の問いを明確にしていく作業は、「誰の何の問題を解決したいのか」を言語化していくことだと思うのですが、「誰っていうのは決まってないんですけど」「そもそもどんな問題があるのか分からなく

リモートワークをハックする。生産性を上げるための試行錯誤あれこれ【ワークスペース編】

リモートワーク試行錯誤シリーズ3つめ。最終回はワークスペース編です。(【心身すこやか編】【スマホアプリ編】は下記からどうぞ) 本題に入る前に、ワークスペース改善にいたるまでの道のりを・・。 ずっとリビングで仕事していたのですが、我が家には2人の元気な子どもがいまして。コロナ休校時、仕事は修行に変わりました。どんな喧噪の中でも、集中するという修行。 つかみあい、ののしり合い、の姉弟ケンカを横目に見ながら、淡々とキーボードを打つとき、雑念を払いながら座禅を組むお坊さんの気分

リモートワークをハックする。生産性を上げるための試行錯誤あれこれ【スマホアプリ編】

リモートワークになって1年。仕事とプライベートの境目が曖昧になり、働き過ぎたり、集中できなかったりと自己管理がより大切に・・。この1年間の試行錯誤を記事にしました。今回は【スマホアプリ編】。他2つはこちらからどうぞ。 スマホからSNSアプリを削除Facebook、Twitter、note、などスクロールすることで無限にコンテンツが表示されるSNS系アプリを削除しました。 疲れて思考力が低下するとつい手が伸びて、そして無限に時間を吸い取られてしまうので・・ そもそも、移動

リモートワークをハックする。生産性を上げるための試行錯誤あれこれ【心身すこやか編】

東京に3度目の緊急事態宣言が発令されて初めての月曜日となりました。 もともと週3くらいでリモートワークしていましたが、コロナ禍に突入したこの1年間はフルリモート。オフィスも引っ越し、縮小したので、一時的な措置というよりは、半永久的にこの働き方が続きそうです。 リモートワークは、通勤時間がなくなり、時間を有効活用できるメリットもありますが、仕事とプライベートの境目が曖昧になって、働き過ぎたり、逆に集中できなかったりするデメリットもあります。必須、自己管理! 今日は、この1

「未来に資する仕事がしたい」と思った時、あなたの頭に浮かぶ存在になりたい

春になると、保育園に子どもを初めて預けた日のことを思い出します。 下の子は0歳11ヶ月で保育園へ預けました。24時間ずっと一緒にいた赤ちゃんが、初めて自分の元を離れる瞬間。じっと私を見て、目を見開いて、必死に大泣きする姿を見ると、心が痛くて。 あの子も頑張ってるんだから、私も頑張らなきゃ、と思いながらポカポカ暖かい春の土手を涙を飲み込みながら帰りました。 この時の頑張らなきゃ、は、稼がなきゃというよりも、価値を出したいな、という気持ちでした。私が働いた時間が、ちゃんと誰

将来NPOで働きたい。どんな事を意識してキャリアを進めていけばいい?

この記事は、NPOマネジメントvol.71(IIHOE発行)の誌上マネジメント相談の内容と日々のご相談で感じていることをベースに執筆しています。 NPOに新卒で入るのは、なかなか難しいことが多いです。 小さな組織が多く、即戦力を求める傾向にあるから。金銭的にもスタッフのキャパシティ的にも、ゆっくり人を育てる余裕がないところが多いです。 では、新卒ではなく、将来力をつけてからNPOに転職するキャリアを思い描いた時、どんなことを意識してキャリア選択すると良いのでしょうか?

マインドフルネスと嫉妬心を解消する方法

先日、あのたまさんのnote「嫉妬するのをやめたい!嫉妬心を解消する方法」を読んで、ジェレミーハンターさんのマインドフルネスを思い出しました。 私、「マインドフルネス=瞑想でしょ」と雑な理解をしていたのですが、「どうやらもっと深い世界らしいぞ」と昨年、ジェレミーさんの講座に出て気づきました。 マインドフルネスを理解するには、まず、マインドレスネスから理解することが必要、とジェレミーさんは言います。 マインドレスネスとは、人が無意識に動く状態のことです。テスト前なのに部屋

NPOで働く面白さって何?

「社会に良いことを仕事にしたいから、次はNPOで働きたいんです」というご相談を受けることがあります。 大前提として、社会に良いことをしているのは、NPOだけではありません。誰かが必要としてなければビジネスは成り立ちませんし、公務員の方々がいなければ私たちの日常生活もままなりません。 しかも、NPOは小さな組織も多いので株式会社と比べたら給与が低いところも多い。じゃあ、なぜNPOを選ぶのか?NPOで働く面白さってどんなところにあるのでしょうか? ※本記事は、株式会社とNP

アントレプレナーシップとは「ご機嫌にはたらく」ことなのかもしれない。

最近、土地ごとに方言があるように、職場ごとにも特有な文化と言葉があるな、と感じています。 例えば、今の職場(NPO法人ETIC.(エティック))に入職してから、「ご機嫌」という言葉をよく耳にするようになりました。あまり聞かなくないですか、「ご機嫌」。 「~さん、〇〇の(団体・会社)でご機嫌に働いてるよ」のように使われます。この「ご機嫌」には、ただ単に「気分がいい」というだけでなく、「やりがいをもって」「元気に楽しく」「前向きに」のようなニュアンスも含まれています。ちなみに