コートの奥深さを探る～バドミントン戦術の新たな視点 #117

こんにちは！
コーチングプレイス認定コーチでバドミントンコーチののりえです🏸 ͗ ͗

バドミントンの試合において、シングルスの場合、コートの四隅を狙う重要性は言うまでもありませんが、最近の練習でコートの真ん中に打つ戦術も一考の余地があることを知りました。

四隅を狙い過ぎると相手の返球が鋭い角度で自分の反対方向に返ってくる可能性があり、それに対処するのが難しくなります。

それに対して真ん中に打つと、相手は左右どちらのコーナーを狙おうとしても打つ距離が同じくらいなので返球の角度をつけにくくすることができます。それによって返球にも迷いが出て、コーナーを狙い過ぎることによるミスを誘える可能性があります。

また、なんと言ってもコートの真ん中なのでサイドアウトの心配がない！！
ラリーをミス無くしっかり繋ぐためにも真ん中への配球は有効であると言えます。

ただし、注意が必要です。真ん中ばかりに打つと相手からの攻撃を受けやすくなりますので、バランスを保つためには戦術の変化が重要です。特に追い込まれた時やつなぎ玉として真ん中への配球を取り入れることで、相手の動きや配球を読みやすくし、戦局を有利に進めることができるでしょう。

これまで私は、ダブルス指導に関しては相手ペアの間（真ん中）を狙うようにと伝え、シングルス指導では四隅を狙うということを重視してきました。今後はダブルスだけでなくシングルスにおいても、真ん中への配球にも焦点を当てて指導していく予定です。

バドミントンの戦略は常に進化しているため、柔軟かつ多彩な戦術の理解がプレイヤーにとって重要です。

まだまだ奥が深いバドミントン。学びを深めて指導方法の引き出しを増やしていこうと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございます！！

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