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「noteを書けない」は嘘だったかもしれない

正直、noteには苦手意識がありました。

アカウントを作成したのは確か2019年。
過去にはブログも続けていたし、noteも継続する気満々で始めたのですが、全然書けずにすぐ挫折。

その後も何度か「よし!noteやろう!」と思い立って更新を始めるものの、またすぐ挫折。

人生コツコツ型の私は「継続は得意」という自負もあったので、noteが続かないことに対しては「たぶん合わないんだな」と短絡的に考えていました。

だが、しかし。

今回ふとTwitterをやめてみたら、自分でもびっくりするほどnoteが書けるようになりまして。笑

おそらくnoteが苦手なわけでもなく、noteだから書けないわけでもありません。

noteが苦手だと思っていた私の、意外なnote攻略法をメモがてら書いておきます。

アウトプットには限界がある(人による)

そもそも、アウトプットには限界があるのだと思います。喋り続けると疲れるのと一緒で、書き続けると枯渇するのだと思います。

得意不得意もあると思いますが、私は完全なるインプット過多タイプで、気がつくとすぐに頭でっかちになります。アウトプット(発信)をするのは、そのバランスを取るためで、つまり自分の中で「あ、もう大丈夫」と感じた時点でアウトプット欲が急速減退するのが私の仕様。

そしてnoteのアカウントを作成した2019年頃、noteをやろうと意気込んだ2020年&2021年の年始、私がなにをしていたかって、Twitterなんですよね。

すでにアウトプットする場所があり、そこでバランスが取れている状態でさらにアウトプットを増やそうとしたことに、単純に無理があったのだと思います。

その証拠として、Twitterを離れた今、それまでのバランスが崩れたためか猛烈にnote欲が増しています。

おそらくこれはどんな発信でも同じです。「だから私はTwitterとInstagramを併用することはできなかった(ストレスだった)のだ」と、妙に納得しました。

そもそもアウトプットには限界があるから、限界を超えて出すのがしんどかった。出てこなかった。それだけのことだと思います。

noteを書こうとするときは、すでにいい感じのバランスになるまでTwitterでアウトプットし切った後だったので、「そりゃ書けないわな」というのが今の率直な感想です。

インプットとアウトプットの波長を合わせる

ちょっとなに言ってるかわからないと思いますが、これ私にとっては「なるほど!」となったので、とりあえずメモとして置いておきます。

インプットとアウトプットは(私の中では)途切れなく繋がっていて、車輪のようにクルクルと回り続けています。自転車をこぐみたいに、進むスピードを急に変えることはできなくて、ゆっくり走り続けたり、途中でスピードを上げて飛ばし続けたり、少し緩めてまたゆっくり走ったり。

つまり、Twitterという情報の激流の中にいると、アウトプットもそのスピードに合わせないとバランスが取れないのです。高速大量のインプットが続く限り、高速大量のアウトプットをしないと息苦しくなってしまうので。

インプットとアウトプットは切れ目なく続いているので、どこかで強制的にでも流れを断ち切らないと、それぞれの質を変えるのは難しいのだと思います。

私の場合、きっかけは「習慣を変えたい」という思い立ちでしたが、Twitterをやめることでインプットの質が変わりました。(良い悪いではなく、あくまで”変化があった”という話です。)

ゆっくりと本を読んだり、誰かの話を聞いたり、気になる何かを検索したり、インプットのスピードがゆっくりになった(取り入れる情報量が減った)ことにより、アウトプットも落ち着いてできるようになり、noteが書けるようになったのだと思います。

カツカツの生活にプラスオンはダメよね

最後に、これはnoteに限らず人生のあらゆる場面に当てはまることだと思いますが、新しいことを始めたいと思ったら先に何かをやめないとうまくいかないです。

これまでnoteをやろうと思ったタイミングで何かを辞めたかというと、答えは「NO」。なにも手放すことなく、それまでの生活にプラスオンする形でnoteをやろうとしていました。

そりゃ、うまくいくわけがない。

思い返すと、当たり前のことをわかっていなかった自分が恥ずかしくなりますが、気持ちが盛り上がっている時とかタスクに追われていっぱいいっぱいの時は、そういう「当たり前」がわからなくなるんですよね。私の悪い癖でもあります。

というわけで、noteは苦手じゃなかったし、「書けない」と思っていたのも勘違いでした。

何事も一歩引いてみないとわからないものですね。


おしまい。



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