ジャズフルートレッスン〜マイナースケールの特徴〜
以前も「3つのマイナースケール」と題して書きましたが、ここでもう一度。
マイナースケールは、基本的に下記の3つがあります。
①ナチュラルマイナースケール(自然的短音階)
②ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)
③メロディックマイナースケール(旋律的短音階)
では、それぞれの特徴を
キーをAマイナー(Cメジャーの平行調なので調号はなし)で取り上げてみます。
①ナチュラルマイナースケール(自然的短音階)
とってもシンプル。
調号なしで、そのまま上下行できます。
↓
ラシドレミファソラ | ラソファミレドシラ
②ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)
一般的にこのスケールがしっくりくるかと。
↓
ラシドレミファ #ソ ラ | ラ #ソ ファミレドシラ
ソに#が付きます。つまり第7番目(7th)を半音あげるスケールで
上下行します。
③メロディックマイナースケール(旋律的短音階)
上行系と下行系をセットとして覚えます。
↓
ラシドレミ #ファ#ソ ラ | ラ ♮ソ♮ファ ミレドシラ
上行系は第6と7番目(6th、7th)を半音あげて、下行系はナチュラルマイナースケールに戻すスケールです。
一般的に、コード理論において②のハーモニックマイナースケール(HM)と③のメロディックマイナースケール(MM)を念頭におくことが多いので
ここでしっかりと3つのマイナースケールを見極めておけるとベター。
では、今日もレッスンしてきます。
ジャズクラスの課題は何スケールにしようかな?
KONNODUOのフルーティストの
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