自分の練習

今の私の練習は気まぐれ練。

アシュタンガヨガのポーズの練習は週５〜6日、日の出あたりの時間帯、
決まった先生のもと、決まった場所で行う。。。
まあね、やりたい人やできる人はぜひやったらいいと思う。
私もだいぶ長いことやった気がするし、その経験があるからクラスが持てている部分もあるっちゃあるし。
でもそれは仕事や環境、つまり時間とお金がそれを許したし、
幸運なことにケンさんが毎朝マイソールで教えてくれてた頃のIYCに出会えたし、その頃はヨガ界ももっと小さくてこれからってときだったから、シンプルに楽しくできたっていうタイミングもよかった。
何より今と違って明日どこで何があってもおかしくないという状況ではなかったしね。地震もそんなにないし、仕事もたくさんあったし今日と同じ明日が来るっていう暇さがあったよね。

今はどう考えても違うよね。明日が来るかも微妙だし明日は明日の風しか吹かないって気がついちゃったからね。。。

そんな中、今日練習するかしないかは切実なものになるよ。
今日もしくは今はどうしたいか、自分から湧き出る感覚はどんな感じかをキャッチするといいよ。正しい間違ってるじゃなくてね、どうしたいかだよ。

練習しなければという思い込みにかき消されている自分の内側の声を無視していると、せっかくヨガの練習しているのにいつまでたっても自分がどうしたいのかわからなかったり、自分という人間がわからないなんてことになる。
てことは自分のエゴの形がわからないということだよね、そんな先にエゴを小さくするとかエゴを消すとかいう世界はないよね。自分（エゴ）を認識できていないんだから。
朝目が覚めた、いつもなら練習に行く時間だけど今日は寝ていたほうがいい気がする、とか夕方サクッとやりたいなとか、今朝は瞑想に集中したいとか、ゴージャスな朝ごはんにしたいとか、読みたい本があるとか、仕事したいとか、、、いつも夜練習している人ならまたそれも色々あるよね。
とにかくパッと思いついてピンときた方を選ぶといいよ。
迷いが出て頭の中がゴニョゴニョしてきたら、それは練習を選んだらいいんじゃないかな。スッキリするしね。

でも、ポーズの獲得が目的で練習している人には今書いていることは全く功を奏さないってわかってる。
だからそういう人は「自分はすごいポーズが取れるようになりたくて先生のところで練習しているんだ」ってちゃんと認識できるといいね。それはそれで目的がはっきりしてて自分が認識ができているということだからめっちゃヨガだよ。

まあ内側の声とは言ったけど、大体認識できるのはエゴの声だけどね。まあそれでもトライアンドエラーの精神で声を聞いてみてね！