カラダを再組織化する機序は、静寂と躍動、収縮と拡がりの循環にある。
今週は超のんびりモードで、勉強するか本を読むか、ご飯つくるかジムにいくかしか、しなかった。
のんびりモードを過ごして、はじめて筋トレでミトコンドリアが増えてる感がある。
勉強は、あらためて施術の組み替えをしてるんだけど、それに合わせて、仕事の予約がポコポコ舞い込んでくる。
不思議。人と人ってどこかでつながってるとしか思えない。
来週はミトコンドリア、増やせるかな。
きのうは、須藤さんから、ふたつ動きを教わった。
そる動き。
下の関節の屈曲から、上に力を伝えていく。
上は背屈から、両手で何かを投げるような感じで。
膝の屈曲と伸展。
人に教わってていいのは、ただ機械的な方法ではなく、いつどのようにどこで力が出るのかが体感できること。
レッグカールとレッグエクステンションて、よくあるのが、マシンに座って膝を屈曲伸展する動き。
鍛えられるのはもも前ともも裏。
それを、床の上でやる。
すると片ひざ立ちの、そる動き、前に投げる動きになる。
膝が何をしてるか、よくわかる。
昨日は脊椎までしか感じられなかったので、今朝はひとりで、鎖骨から肘までつたえてみる。
膝と肘の相互部位。
全身で動いてみるバージョン。
拘縮し変形した筋膜には、未解消の感情が封じられている。おそらく、結合組織内の糖やタンパク質の高分子の状態で。
そういう言い回しは、体が硬くて詰まってる人が感情に囚われ劣った身体表現しかできてないような印象を与えがちで、目の色をかえて健康に邁進したくなる。
それは本質ではなく、施術の本質は、分子状態とエネルギー状態の変換にある。
とくに衛氣や胆経のエネルギー状態は、外環境に接する皮膚にとっての情報場が、安全でスムースかどうかを決める。
分子状態とエネルギー状態の変換。
トニー・ネイダーの『人間の生理』では、これを躍動から静寂への消失、静寂から躍動への消失、と呼んでいる。
ボディートークでは、観察による可能性の崩壊(粒子化)またはそこに起こる可塑性や可逆性を論じる。
周波数でいうと、空気振動で物質化(音声化)するか、感覚によって生命化するかを、オイリュトミーでは体験する。
収縮と拡がり。永遠の循環のなかで、知性がどう自らを肉体として組織化するのか。
わたしたち人間は知性があるわけではなく、知性に気づいて、再組織化に働きかける存在だと、わたしは思う。
それが、病気や痛みがこの世にある意味だと思う。
解放し、再組織化する。
方向性を決めているのは生命の本質的な部分であり、肉体はそれに従う。
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