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代謝アップ #01 「カラダがある」という感覚 と、流離(さすらい)のリズム

腸日記が終わり、次にやることはもう決まっていて。

満願成就グループに代謝アップ部を作り、一冊の本で共通の言葉を持ちつつ、代謝のいいカラダにしていこうぜ、という活動。

最初に選んだ一冊の本は『あなたの年齢は「意識」で決まる』ディーパック・チョプラ著。ちょぷらちょ。

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代謝は、流離(さすらい)のリズム

自分の体の中で起きている、さまざまな生理現象を、感じる、変える。

生理現象の正体はなんだろうというと、まず血の流れが感じられて、つねに呼吸している自分がいて、唾液が出たり、瞬きしたりしている。

それらの動きを支えているエネルギー。
見たり触れたりできない、微細な光や電子の働き。
体を物質たらしめている営み。

これらの働きをざっくりまとめて、代謝という。
物質代謝、エネルギー代謝、新陳代謝ともいう。

定義するなら、生体内で起こる化学反応だ。

代謝」って誰が名づけたのか、謝するってなにか。

わたしの感覚では、「代わりて去る」がいちばん近い言葉に思える。

代わるもの、去るものの変化、その時の感情。全部入っている。

調べていたら、代謝を詠んだ曹植の詩を見つけた。
曹植(そうしょく)って、曹操の息子のうち、いちばん愛された自由奔放な貴公子。
抜き出すと、こんな感じ。

四氣代謝/懸景運周/別如俯仰/脱若三秋

季節は代わり去り、日と月は巡る。
別れはあっという間、待つ時は三秋のごとし

この四言詩をすべて詠むと、自然と人とのあらゆるリズムが感じられる。

代謝は、リズムだ。

いい詩だ。なにが好きって、漢字が好き。漢詩も好き。(この人は漢の敵だけどさ)

わたしは、人生で最初に出会った最強ツールが「漢和辞典」だったから、いまだに漢字が好き。

代謝は、代わりて去る、流離(さすらい)のリズムだ。

満願成就グループ代謝アップ部の活動

代謝という言葉にうっとりするのは、このくらいにして、
具体的になにをやるのかというと。

Himalayaという音声配信サービスで、わたしがこの本のガイドをお届けしようと思っています。

そんなん、本読んだらいいじゃないですか、とも思うのだけど、つねづね、こういうイメージワークのついた本の読み方に思うところがあり。

(1) 自分の身に引きつけて本を読む方法
(2) 代謝に関する専門と一般の橋渡し的なこと
(3) 意識についての知識と実践のバランス

この三つを意識して、代謝全般の知識を通して、自分の生理現象を感じて、もし悪循環や停滞が起きているなら、よりよい方向へ変えていけるようにしたい。
ここまでが、一般教育として。

次に個別の体、ディテールについて、月二回ほど、日曜日の6時からオンライン朝活にしたい意向です。

日曜日の6時から朝活!

オンラインだから、できるんじゃないかな。

この記事を書きながら、どういう構成にするか、音声ガイド配信の準備を始めたよ。
整ったらご案内します。乞うご期待!!

「カラダがある」という感覚

2021年5月21日からウエイトを使った筋トレを始めて。
週3回ほど継続的に通っているから、たぶんもう15回くらい。

家でもだいたい毎日、なにかしらトレーニングしている。HIITや自重トレ。筋トレをはじめてから、動かして・休めるを一瞬でできるようにするために前に習い覚えたPNF(神経筋促通法)も意識的に使うようになった。

生理現象の中でも、筋肉は一番外側で、一番重力に近い。

意識の一番高いところから、一番低いところへ、極を作る。
意識を下ろしきる。

それがわたしの筋トレの意図で、もちろんそこに「代謝あげるぞ」とか「体シェイプするぞ」とか、いろんな目標がぶら下がっているのだけれど。

より抽象的な意図は、物質化のプロセスを我が身で感じたい、というもの。

そんなふうに日々を過ごしてきて、今朝ふと感じたのは、「カラダがある」という、妙な実感。

いや、今までだって具体的にそこにあったのに。

この「カラダがある」という感覚は、今までとまったく違う。

物質なのに、I AMの存在感覚にも似た、大変に気分のいいものだ。

すこぶる、調子がいい。

こんな感覚を得られる筋トレ、マジでおすすめしたい。

「これで消すことができる」という予感

「カラダがある」という不思議なリアリティを感じたとき。

次に思ったのは、「これで消すことができる」という、これまた妙な予感。

消すというのは、上に書いた、流離(さすらい)のリズムだ。

ある、から、消すことができる。

思いのエネルギーから物質へ、物質からまた、エネルギーへ。

このリズムを、体を通して意識し、かつ実現すること。

この「消すことができる」の予感がどこへ行くのか。

代謝アップ記録として、代謝の知識、意識のワーク、トレーニングなどの紹介など、具体的な取り組みを連載していく過程で。

伝わりにくいかもしれないけど、この予感の実現も書いていけたらいいな。



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