ロリス・カリウスへー極東より愛を込めてー
サッカーの勝敗を分けるのはいつでもゴール前での攻防だ。そのシーンで主演となるのはFWとGK。FWは一つのプレーを成功させれば、要するに得点を奪えれば、満点合格である。
一方で、GKはそうはいかない。たとえ9本のスーパーセーブを見せたとしても、1つのミスで失点し、その失点によって負ければ、普通誰もそのGKを評価しない。
故にGKというポジションは全てのプレーに細心の注意を払わなければいけない。”大体”じゃない。”全て”だ。そして、すべてのプレーに細かなこだわりが必要で、すべてのプレーを成功させるために、たとえ誰も気づかないようなディテールにも神経を注ぐ。それがGKというポジションだ。
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