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お米農家さんビックリの「米ぬか」活用

我が家は玄米を自宅発芽させたり、玄米を食べるのも、ホックリした白米も大好き。
かつ、お米を食べるのは月に数回。白米よりも玄米のほうが保存が簡単なので、玄米で保存、家庭用精米機を導入

無洗米機能のついた2合用のライスロンをAmazonでゲット。2年使用後の感想は、「買ってよかった。。。」

そして、ビックリ。美味しいお米の米ぬかって甘くて美味しい。。。 ということで、色々と活用。お米農家さんにびっくりされたので、あまり知られてないことなのかなと思い、備忘録を作成します。まあ、【米粉】だと思えば何にでも使える。あと味が米粉より美味しいし栄養価も高い。
私は面倒なので炒らないでタッパーで冷蔵庫保存です。

1)とろみを付ける(水溶き不要)
主人がカレーはドロドロが好き(私はどっちも好き)なので、いつも小麦粉でとろみを付けていましたが、ふと、栄養プラスのつもりで米ぬかを入れてみたところ、あっという間にドロドロに。水溶き不要、栄養満点。
炒め物に混ぜて、八宝菜風にしたり、スープに混ぜてもおいしい。片栗粉や小麦粉代わりに。脱小麦粉!

2)栄養価を足すつもりで何にでも入れる
お米マイスターさんのサイト(http://www.okome-maistar.net/introduce.html) によると、米ぬかには"玄米に含まれる栄養素の実に9割以上が含まれ"ているそうです。とろみが出るという特徴を理解したら、もう何にでも投入。
悪玉コレステロールを下げる植物コレステロールや動脈硬化予防のイノシトールなど、なんでも入っています(上記参照)

3)ミルクや豆乳に混ぜるドリンク
溶けません。なのでよく混ぜて沈殿する前に飲むだけです。ホットでもアイスでも溶けません。魚沼産コシヒカリの精米直後の米ぬかは甘くて美味しい~。

4)米粉として、お菓子に
伊藤et al(2001)の研究によると、「とう精部位によっては、上質な米粉と成分的に近いと考えられる。また、ぬかにはビタミンEなど機能性成分を多く含んでいる」とのことで、小麦粉代替の米粉の代替で、クッキーとかパンとかに使えそうだけれど、実はまだ米ぬか100%では試してなくて、小麦粉に混ぜて使っています。おいしい。

米ぬかクッキー:ホットケーキミックスに混ぜて、豆乳を少しずつ入れて、ボール状にまとまるぐらい、またはスプーンで掬って、丸くなるぐらいにして、フルーツグラノラも入れて、クッキーの形に整えて(スプーンで天板に落として潰す)オーブントースターで焼く。トライアル&エラーで分量を調節する。
他のレシピは、米粉レシピで、米粉の部分を米ぬかにすれば、食感はざらりとするけれど大体いけます。

5)掃除や洗顔など 従来の使われ方
ネット検索すれば出てくる「米ぬかで洗顔やパック」「米ぬかで掃除」。お茶こし用の不織布袋に入れてお風呂に入れてみました。面倒。。。 水で練ってスクラブとかにはいいかも。。。ちょっと面倒。
パックはヨーグルトのほうが楽だし(そのまま湯船で洗える)、お風呂は重曹のほうが楽。お掃除は、米油として使っているだけなので、それほどいいとは思えませんでした。お米のサラダオイル1滴でいいじゃんと思いました。


参考文献

お米マイスターさんのサイト(http://www.okome-maistar.net/introduce.html(最終アクセスSep.2022)

酒米とう精時に発生するぬかの加工適性とクッキーへの利用
1999~2001年度 発表論文等:伊藤ら(2001)愛知農総試研報33:投稿中



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