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アーティスト活動に失敗したストーリー

私のストーリー

私が大好きな言葉

「あなたの人生は、真っ白なキャンバスだ。そしてあなた自身が自分のストーリーの脚本家で、自由に選択できる!」

私が選択したいストーリーは3つ!

1. 自分の情熱を大切に、やりたいことを全部やりきる人生にする!
2. 自分の想いを、音楽、絵、言葉を通して自由に表現していく!
3. アーティストの背中を押すことがしたい! 

アーティスト活動に失敗した私の半生

何故、アーティストを支援したいか? 正直分からなかったので、自分の中の整理も含め、幼少期から振り返ってみることにしました。

バイエルが苦痛な日々

私は小学2年生の時から計7年間ピアノを習っていましたが、練習が苦痛で、教室自体も全然面白くありませんでした。嫌いでなかなか上達もしないので、練習曲は何年経っても初心者が弾くバイエルのまま、とほほ(笑)
クラシックだけでなくてロックやジャズソングも弾きたい!と両親に懇願するも、地方の合唱団に入っていた両親は、(バンドマンが放課後たむろするイメージがあったのでしょうか)、ロックなんて不良がやるもの、まして田舎で先生もいないよ!と寂しい回答が、それ以来音楽への情熱に蓋をして、仕事に邁進する人生を選択してきました。

幼少期はアートが大好き

私は、絵を描くことも、陶芸をすること小さい時は大好きでした。両親は私が保育園の時に制作した飼い主と馬が仲良く過ごしている陶器の置物を実家で今でも飾ってくれています。自分の作品ということで色眼鏡をかけてますが、決して上手とは言えないものの、馬の目が何ともいえない優しい目をしていて家族も気に入ってくれました。

写生大会のトラウマ

しかし小学校低学年の時、海に出て写生大会に参加したときのこと。私は、空間把握、認識能力が低く、立体的な絵を描くのが苦手でした。周りの友達の絵を見ると、船、海、水平線、空、そして近くで働く漁師さんも上手に再現している。それに比べて、私の絵がお粗末なこと極まりない。距離感や、サイズも現実とかけ離れていて、思わず苦笑してしまう出来栄え、友達にも大笑いされ、自分の絵を見られるのが恥ずかして、悔しかったことを憶えています。

恥ずかしさが情熱に蓋をする

私の半生を振り返ると、 幼少期の失敗、評価、恥ずかしさが、表現する情熱を失ったことと、多少なりとも影響していると考えています。
仕事上の目標が見つかったことも大きな要因であると考えますが、アーティスト活動とは無縁の生活を選択してきました。一方でアーティストとは真逆の論理的思考や効率性を重視するファイナンスと経営企画の仕事に邁進する日々でした。

画家に転身した妻に愚痴をこぼす

40歳手前で始めたギターも、やはり幼少期のピアノと同様成長カーブがあまりに緩やかで(笑)、音楽への情熱も失いかけていました。

コロナ禍に入り、ギターレッスンも中断していましたが、薬剤師から画家に転身した妻に対して、あるいは表現する仕事をしていることに対して、一種の羨ましさを感じていました。「俺が在宅勤務で頑張っている時に、好きなことに没頭出来ていいな!」とついつい愚痴をこぼしてしまうこともありました。

「自己中」の先に、表現する楽しさが隠れている!

コロナ禍で、自宅で過ごす時間が増え、ピアノを弾いたり、妻の絵具をかり、アクリル画を描くようになりました。音楽も絵も自分が苦手な、楽譜通りに弾いたり、実直に表現する絵はかかないで、感覚を研ぎ澄ませて、鍵盤を叩いて即興してみたり、キャンバスにアクリル絵の具で豪快に線を描いてみたり、自己中をきわめてみようと決めたら、表現する楽しさを手にすることが出来ました!

最後に

私のストーリーにお付き合いいただきありがとうございました!
人はみな、過去の経験の先に今がある、今をどう生きるかで未来が決まる。
強い感情を抱いたの振り返りは、今を生きるヒントになるのかもしれません。
打ち上げ花火をあげるように、情熱を大爆発させよう!そしてアートを通じて自由に表現していく!この2つを実践し、また企画も考えていきたいと思います。


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