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スマホと赤の他人についての当たり前の気づき

用事と用事の合間に時間があったので、なんばから梅田まで歩いてみました。約一時間。最初のうちは考え事したり、久々に歩く堺筋と御堂筋の風景を楽しみながら歩いてました。
けど飽きたので何かしようと対面から歩いてくる人をなんとなく眺めはじめました。歩いてくる人の10人に1人は歩きスマホです。広い歩道なので安心して歩きスマホされているのかもしれません。
歩きスマホをしている人はその顔をじっと見てても大丈夫です。なぜならいくらジロジロと観察しても、相手はこちらに気づかないから。でも、不思議なことに歩きスマホをしている人の半分くらいはじっと見てる僕とすれ違う瞬間にふっと顔を上げます。
視線を感じたのかもしれません。それでもです、ふっと顔を上げて、その上げた顔を僕がまだ見ていても、気づかずにまたスマホに目を落とします。とて無防備だなぁと思います。僕が害意を持っていたらどうすると。

梅田での用事が終わって阪急電車で帰りました。座っている人の8割はスマホに目を落としています。ここでも観察し放題。
スマホを見るのはいいけれど、その自分は赤の他人から観察されていても気づけないということは覚えておいたほうがいい。一時間歩いて歩きスマホの人を観察した直後だったので、それが余計に気になりました。
ふと、隣に座っている男性のスマホ画面が目に入ってしまいました。その待ち受け画面には巨大な旭日旗が。あ、この人とは絶対合わないと思いました。
でも逆にその男性めに僕のスマホ画面が目に入って、その待ち受け画面がスターウォーズ一色にカスタマイズされているのを見たら、絶対合わないと思うかもしれません。価値観は相対的。お互い様なのでした。

ま、自分も普段は電車ではスマホやキンドルを見ていて、地図アプリを起動していたら歩きスマホ的になっちゃうこともあります。けれどもスマホを見ている人と顔を上げている人ではそのリアルの場において認識が非対称であるこということは意識しようと思いました。あと、歩きスマホは地図アプリでもできるだけやめよう。これは五年前に当時一年生の次女にも注意されたのでした。
ちゃんちゃん。だから当たり前の気づきってタイトルに書いてたじゃないですか。

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