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人間が愛おしくなる内向的、繊細さん、ビジュアルシンカーの世界

2015年に内向的人間のすごい力という本が出た。それを読んだ時とても嬉しくて力づけられたことを覚えている。
なぜなら僕は自分が内向的人間で、内向的人間は社会のマイノリティで生きづらいと感じていたからだ。
内向的人間の本は内向的人間の特性、秘めている力、利点などを明るみに出して、内向的人間を勇気付ける内容だった。

 似た本が他にもあるなぁと思った。代表的な2冊がこちら。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 2018年
ビジュアル・シンカーの脳: 「絵」で考える人々の世界 2023年

繊細さんはHSPと呼ばれ、細かいことが気になってそれが心の重荷になり生きづらい人のこと。
ビジュアル・シンカーとは映像で物事を考えたり発信したりする方が得意な人。文章や会話での言語化が重んじられるこの社会では軽んじられやすいそうだ。
内向的人間、繊細さん、ビジュアルシンカーの共通点はマイノリティで生きづらいということ。

そしてこの3冊の共通点は著者も、それぞれ内向的でHSPでビジュアルシンカーであることだ。
僕は内向的だけれど、HSPやビジュアルシンカーではない。
だからHSPとビジュアルシンカーの生きづらさを実感することはできない。

だけれども、これらの著者はマイノリティの特性をマジョリティに説明する。
だから僕にもHSPとビジュアルシンカーの生きづらさが少しわかる。
理解者を増やすことで著者が生きやすい社会に近づける。

さらに自分と似たマイノリティ、生きづらさを感じている人を勇気づける。
こういった本は数年おきに出て、新たなマイノリティの存在を教えてくれる。
人間が愛おしくなる。



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