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3月25日ウェビナー: 採光と蓄熱で冬を過ごす —理論と実測データ、感覚と行動

KANSOのウェビナーを開催します。
【採光と蓄熱で冬を過ごす —理論と実測データ、感覚と行動】
https://kanso-winter1.peatix.com/view
2022/03/25 (金)  16:00 - 18:00  オンライン
参加費 一般:1700円  学生:800円

(チケット購入者で当日参加できなかった方、希望者には、レクチャーの部分のみ、ウェビナー後、5日間の期間限定でオンデマンド視聴を提供します)

KANSOは、スイスの建築家/大工のサシャ・シェアと、ドイツ在住の森林コンサルタントの池田憲昭、そして日本の秋田を拠点に省エネ建築を実践してきた「もるくす建築社」の佐藤欣裕の3人が一緒に立ち上げた建築コンセプトの普及と実践のフレームです。
www.kanso-bau.com

「再利用・リサイクル」可能で、地域に富をもたらす地場の自然のマテリアルの「蓄熱(調熱)」と「調湿」機能を軸に、自然と調和した「ローテク」の「シンプル」な建築のソリューションを提案、実践しています。

2021年春に完成したKANSOの日本モデル棟第1号、もるくす建築社の「美郷アトリエ」は、盆地の蒸し暑い夏を問題なくやり過ごし、豪雪地帯での初めての冬を、採光と蓄熱のコンセプトで過ごしました。

今回のウェビナーでは、KANSO建築の主軸である採光と蓄熱の原理を、最新の科学的知見に基づいて分かりやすく説明すると共に、秋田で最初の冬を体験したモデルハウスの実測データ、使用者の行動や感覚をもとに、そのメカニズムの深層に包括的なアプローチで近づきます。

レクチャー1(30分) 池田憲昭
窓による採光と健康・衛生、そして蓄熱との関係について
・窓の断熱(U値)性能と日射熱取得率(η値)のバランスを、東西南北で使い分ける
・紫外線と青色の波長領域が健康と衛生上とても大切!—黄色の波長に焦点を当てたモダンな高断熱窓はうつ病を増やす?
・蓄熱と熱放射(赤外線)—温度差(断熱)の理論では説明しきれないメカニズム

レクチャー2(40分) 佐藤欣裕
使用者の感覚、行動調査や実測データを紐解き、環境と調和した人間らしい「過ごし方」を考える

・すべてを自動制御に任せるのではなく、身体の感覚や気付きを反映できる建築のポイント
・秋田県立大学長谷川教授の全面協力により温湿度、PMV(温冷感指標)、換気量などの実測データを公開

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