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…手術の日記⑤手術当日

手術当日

前日の21時に下剤をのんで、0:30頃からトイレへ。1時間おきくらいに3時くらいまで。
今日は向かいの人の咳もだいぶ落ち着いている。

5:00 採血
6:00 とどめのかん腸と採尿
3分持たせてねって言われたけど1分しかもたなかった…トイレへダッシュ💨

術後はICUへ入るため荷物をまとめる。
術中にどこかへ運んで大事に保管しておいてくれるとのこと。
8時までに術衣に着替えてと言われる。
9:00 歩いて中央手術室へ出発。同じ格好した人がエレベーターに次々乗ってくる。

手術室へ到着。夫は隣の部屋ですでに麻酔がかかってるそう。自分で台に乗り硬膜外麻酔を入れて貰う。背中の消毒がくすぐったくて「動かないで!」と言われてもムズムズしてしまう。
そのあとマスクをして(シリコンのマスク気持ち悪いオエー)3回深呼吸したらもう意識が飛んだ。

次に目が覚めたら17:30だった!
体感3秒くらいで手術終了。
気がついたのはICUに入るところ。
首からの点滴を男性の看護師さんがすごいスピードでなにかしてくれている。鼻から管が入って苦しい。ごっくんすると喉に違和感。吐き気もする。管の間から胃液を吐く。声も出ない。何しろ苦しい。

でも、しばらくすると力の抜き方がわかってきた。
お腹と頭が痛くて麻酔が効くまであらびき団の芸人さん達の歌を脳内再生して耐えていた。

左右の患者さんが、痴呆なのかせん妄なのか、大声で暴れるおばちゃん(拘束されてそれに怒ってる)、ナースコールを使わないおじさん(大声で「すいませーん、だれかいないのー?を繰り返す。)
私は知りたくないのに、「今何時?」と何度も時間を聞いている。聞こえるたび、あまりに時間の進みが遅くてガックリ。
モニターの音も賑やかで全く眠れない。
21時消灯