ジャムセッションにこそ「おもてなし」!【メンタルブロックストラテジー・Vol.412】

「ブルースの12小節の
コード進行も知らんのに

ブルースセッション
来んなよ!」

だとか

「ジャズスタンダードの
曲も分からんのに

ジャズセッション
来んなよ!」

だとか,

そんなことを
口には出さずとも,
(口に出すのは論外)

そういう空気を出す様な
ジャムセッションも

残念ながら世の中には
多くある様です…

この手のセッションには,
多くの場合

「ジャムセッションでも
クオリティの
高い演奏をしたい」

もっとキツく言えば,

「ジャムセッションで
クオリティの高い演奏を
している自分自身に

酔いしれたいし,
そんな自分を
認めてもらいたい」

というようなお客さんが
多いことがほとんどで
ある様に思います!

それ自体を否定する
つもりはありませんが,

ただ,それならば
ジャムセッションの
告知・参加者募集の段階で,

主催者が
「クォリティの
高いセッションを
したいので,
初心者お断り」

というような事を
明記しておかなくては
ならないと思うのです!

食品のアレルギーの
表示くらい,

大切なことではないかと
私は思っています!

その結果,客層が
バラバラになり,

時にハイクオリティな
演奏をしたい層にとっては,

ジャムセッション
初心者の方を邪魔に
思ってしまう様な

ケースも出てくる
ことでしょう!

それこそが勇気を出して
ジャムセッションに
こられた初心者さんの,

セッションに対する
メンタルブロックの
元凶にもなると
考えています!

もっと言えば,そういう
新規のお客さんを
歓迎しない雰囲気こそ,

大事な見込み客を
遠ざけてしまい,

既存のジャムセッションの
集客(業界)をジリ貧に
陥らせている原因では
ないかと思うわけです!

では,この様な
悲劇が起こらない様に
するには,どうすれば
良いのでしょうか!?

それは

「思い切ってターゲットの
層を絞っている
ジャムセッションに行く!!」

という事に尽きます!!

「誰でも大歓迎」

という風にしていると,

相性の良くない
お客さん同士が
消化不良になったり,

場合によっては
音楽自体が嫌に

なってしまう様なことも
起こり得るでしょう!

セッションに
顔を出す側も,

「明確にコンセプト,
ターゲット層が

決まっている
ジャムセッション」

を見つけ,そのコンセプトが
あなたに合うか
どうかを判断し,

そのセッションに
一度見学で足を
運んでみる事が,

まずは一番間違いが
少ない選択肢に
なるということです!

究極的には,あなたに

「どれが良いかという
選択肢を持たせてくれる」

セッションであることが
大事だと言えます!

これは何も
ジャムセッションに限らず,

「相手に選択肢を
持たせない」

事がトラブルに
繋がりやすい!

こういう事実があるのは,
あなたも容易に
想像していただけるのでは
ないかと思います!

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