「曲が出来ないと人前で演奏出来ない」という思い込み【メンタルブロックストラテジー・Vol.312】

ジャムセッションで
やりたい曲をその
ステージ上の全員で

自由自在に演奏
出来るに越したことは
ありません(笑)

ただ…頻出の
定番曲ならともかく,

そのやりたい曲を
知らない人の方が
多かったり,

知っていても
出来なかったり…

という感じで
ジャムセッションが
なかなか成立しない…

そしてその事が
そのまま

「曲をいっぱい知らないと,
しかもそれらの曲が
上手く出来ないと

ジャムセッションに
そもそも参加できない」

という恐怖感に
ハマっていく…

私はジャムセッションで
こういう場面を見る度に
思う事があります!

結論から言いましょう!

「なにも『既成の曲』
でなくとも,

簡単なルールを
決めるだけで

誰でもセッション参加
出来る方法がある!」

ジャムセッションとして
まず大前提にあるのが,

「ステージ上の
参加者さん全員が,

フェアな条件で
ジャムセッションが

出来るように
コーディネートする」

という事です!

その曲を知らない方が
いらっしゃったら,

用意している
譜面を渡したり,

譜面が無ければせめて
コード進行だけでも
書いて渡したり,

はたまたそれでも
厳しそうなら,

大人しく他の
曲に変更する…etc.

どうしても
その曲をする
必要がある場合なら

そうしてでもやる
事になるでしょうが,

その間に他のお客さんに
待って頂かなくては
いけなくなり,

折角の貴重な
時間が奪われます!

それならば!

「1つ〜2,3個までの
単純なコード進行だけ

その場で決めて
ジャムセッションする」

「アドリブソロも,
今弾ける音だけで
やってみる」

このように,
何も曲でなくとも
簡単な決め事だけで

自由にセッションを
する事が可能です!

そしてこれがまた
結構面白い発見もあり,

結構良い雰囲気に
なるのです!

ただし,これから
するお話は

「私はこの曲を
やりたいから音楽を
やってるんだ!」

という方には非常に
残念なお話なのですが,

もちろんそれ自体を
私は否定する
つもりはありません!

ただ,人間の一生で
使える時間が有限だと
いう事を考えると,

「ただやりたい曲をやる」
方法では,効率や

コストパフォーマンスが
非常に良くないばかりか,

対人関係や価値観などの
広がりからくる

あなたの可能性を
想像以上に潰してしまうし,

演奏が上手くなりたい!
…という目的を

果たす手段として
かなり非効率なので

私からは決して
お勧めできないのです!

…と,このように,

「〜じゃないと出来ない」

と考えるよりももっと

「どうやったらその場
全体で楽しめるか?」

を考えていく方が,

一部だけでなく
全員で楽しめますし,

雰囲気もとても
良くなると思うのです!

盲点や固執は,
この様に時に考えの
幅を狭めてしまいます…

そのスイッチとなる言葉は

「どうやったら
〜できるか?(How)」

「もし,〜やってみたら
どうなるか?(If)」

思考の可能性を,
どんどん広げて
行けば行くほど,

楽しみ方が
多彩になりますね!

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