難しい説明ならしない方がマシ!【メンタルブロックストラテジー・Vol.1030】

「これは◯◯理論で考えると
ゴニョゴニョゴニョ…」

「これは△△ってことだから
ゴニョゴニョゴニョ…」

全くそれを
知らない方々に,

難しそうな専門用語で
説明しようとする
方々を見るたびに,

私は思うことがあります!

人は誰であっても,
初めて出会う物事は
全く分かりません!

分からないものは
分からないのです!

私は,その事に対して
全く知らない
方々に対して,

必要以上に専門用語を
事前説明なしに
使って話していたり,

小難しく話して
いる方を見ると,

どうも不誠実だと
思ってしまいます…

で,

「ホンマは全然
分かってへんのちゃうか??」

と思わざるを
えなくなります…

20世紀を代表する,
世界的な理論物理学者

ファインマン氏の言葉で

「高校生レベルの
知識層に説明して

伝えることが
できなければ,

その人は科学を理解
しているとは言えない」

という言葉が
あるのですが,

この言葉の意味する
ところを深く
考察してみるに,

・ちゃんと説明を
する相手さんが,

全くそのことを
知らないということを
よく認識して,

分かりやすい言葉で
丁寧に説明を
するように努める

・当然,説明する側は
その事に対して
深く習熟して,

経験も豊富で
ある必要がある

・そして,その説明を
している事の

「何が,どういう
ところが,なぜ
面白いのか」

が伝わればなお良い

という具合に

「ちゃんと相手さんに
“一から”寄り添って,
コミュニケーションをする」

という事をとても
重視されているのです!

事実,ファインマン氏は
「説明の達人」で,

とても人気があった
物理学者でした!

ちゃんと相手さんに
寄り添った伝え方を
よく意識して考える…

これはとても大切な
ことではないでしょうか?

私も一時期,
ジャズのセッションに

いくのがとても嫌だった
時期がありまして,

その理由としては,
ジャズでは音楽理論を

分かっているととても
有利な場面が多いので,

それを手段として
身に着けるのは

とても素晴らしい
ことだと思うのですが,

問題はその

「音楽理論を
自分は知っている」

と言うことを
随所に出してきて,

明らかにそれが
分かっていないと
思われる層にも,

本人が分かっていて

さも

「自分の方が優れている」

という雰囲気を出して
悦に入っておられる

そういった大変痛い方と
出会う確率がかなり
高かったからです!

これは自己承認欲求の
暴走ともいえる現象で,

だいたいその手の方は
音楽理論の用語は
良く知っているのですが,

肝心のその使い方や
活用法が全くと
言っていいほど
理解できておらず,

ただ自分自身を
大きく見せたいばかりか,

時には初心者の未熟さを
攻撃してくるという

そういったダサい場面を
見ているうちに
嫌気がさしたと同時に,

「これは音楽を
これからはじめる方が
もっと音楽を

気軽にしかも楽しく
できる場が必要だ」

と感じ,そう
変えていきたいと

強く思った瞬間
でもありました!

そしてこれが今の
私のこの活動への

強い動機に
なっているのです!

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