エラそうなガキだったんですよ…【メンタルブロックストラテジー・Vol.541】

昨日は,問題点を
客観的に捉えないと,

いつまで経っても
本質的な自信がつかず,

成長も止まってしまう…
という話をしました!

今日は,この辺りの
話をより深く
掘り下げていきます!

私の音楽キャリアは
高校1年の時に

ギターを始めた事から
始まったのですが,

一方で実はしっかり
勉強にも励んでいて,

結局大学にこそ
行かなかったものの,

(こう見えて)理系のクラスで
学年トップの成績でした!

そういう背景もあって,
高校の時の私は,

ハタから見ても
いけ好かないガキ
だったと思います(笑)

いつしかその自信が
傲慢さに変わるのに,

時間はさほど
かからなかった訳です!

その後程なくして
どんどん成績が
低下していきます…

それもそのはず!

「驕りは人の
成長を止める」

からに他なりません!

「俺は凄いから
もう大丈夫」

というような,

根拠のない自信を盾に,

いつしか自分自身の
問題点から逃げ,

目を背ける
ようになるのです!

しかし,キリスト教でも

「7つの大罪」

の一つとして上げられる

「驕り・傲慢さ」の
奥底には一体何が
あるのでしょうか!?

実はそこには,

「自分は凄いから
大丈夫だ」

と自分に必死に
言い聞かせて,

問題から目を
背けないと自分自身を
保っていられないほどの

不安と自信のなさ,
そして自己肯定感の
低さがあるのです!

つまり,驕りから
くる自信というのは,

単なるハリボテの
様なもので,

本質的に自分自身を
信頼している,

揺るぎない自信とは
程遠いものなのです!

落ちていく成績と,
離れていく人の間で,

嫌でもそういった
自分自身の弱さと
向き合うことになります!

しかし,そんな中
今でも「良かった」と
思うのは,

辛くてもそういった
自分自身と向き合っては,

謙虚さと自分自身の
無力さ,そして

無力だからこそ
常に学び続け,

自分自身を高めて
いく必要がある!

そこに気付くことが
出来たことです!

結果,私は音楽系や
それ以外の大学,
専門学校には

行っていないので
最終学歴は
高卒ではありますが,

自分はまだまだだと思い,
色々なことを勉強し,

色々なことに
チャレンジし,

色々な事を
体験していった事で,

「人は,やり直せる!」

「人は,自分次第で
いくらでも成長できる」

という事を,
身をもって実感しました!

そう考えると,

「無知の知」

を提唱したソクラテスは
偉大だなと思うばかりです…

「無知の知」とは,

「自身の無知を
まず受け止める事!」

そしてその根底には

「謙虚」

という言葉があるのでは
ないでしょうか?

「謙虚」は,
人の可能性を
広げる言葉ですが,

「傲慢」は
人の可能性の芽を
摘み取ってしまうと,

身をもって
今なら分かります!

このどちらを選ぶにしろ,
それは自分自身です!

つまり,成長するもしないも
自分次第という事に
気付かされます!

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