近江商人から学ぶミュージシャン論!【メンタルブロックストラテジー・Vol.659】

あなたも既に
ご存知かもしれませんが,

近江商人(おうみしょうにん)
の精神の,特に
代表的なものとして

「売り手よし
買い手よし
世間よし」

という“三方よし”の
精神があります!

私はこの考え方が
物凄く素晴らしいと
思っているのです!

ミュージシャン的な
視点から見て,

ジャムセッションの
三方よしは

「演者よし
セッションホストよし
世間よし」

(ライブやったら
「演者よし
お客さんよし
お店よし」)

になりますかね!?

演者さんに

「来てよかった」

と,心から思って
もらえるセッション!

セッションホストも

「やってよかった」

と思えるセッション!

そして,世間さんにも

「ジャムセッション業界
盛り上がって来てるね!」

「楽しそうね!」

「私もやってみたい!」

と思ってもらえる
ジャムセッション!

結局,この三方ともが
「良し」となるから

どんどん発展して
行くのでしょうし,

逆にこのどれかが
欠けていても,

発展していかない
のだとも思います!

後,

「陰徳善事
(いんとくぜんじ)」

という考え方があり,

これも近江商人
ならではの思想哲学でして,

もちろんこれは
読んで字のごとく

「たとえ目立たない所でも
良い事を行いましょう」

と言うことなのですが,

ジャムセッション的に
これを考察してみるに

「自己顕示や
見返りばかりを
期待するのではなく,

もっと周囲
(要はアンサンブル)を
引き立てて,

その場の演奏全体と
演者さんだけでなく

オーディエンスさんにも
喜んでもらえる
セッションを!」

と言うことでは
ないかなと,
私は思います!

ジャムセッションにおいて

「自分が!自分が!」

という気持ちでは,
アンサンブルにも程遠く,

他の演者さんや
オーディエンスさんを

置き去りにしてしまう
という,戒めの
ようなモノかと,
そう思うわけです!

そこで大事に
なってくるのが

「コミュニケーション」

だと思うのです!

自分だけが盛り上がる
のではなくて,

共演している
他の演者さんと

一緒に盛り上がって
コミュニケーションして

お互い協力しあって,
シナジー(相乗)効果を
生む方が,

結局みんな楽しめますし,
良いものを作れる…

だからこその
コミュニケーション!

私がジャムセッションで

「ミュージック
コミュニケーション
プロデューサー」

として作り上げて行く
目標としているのは,

そんな雰囲気の
ジャムセッション
なのです!

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