何を選ぶかは自由!【メンタルブロックストラテジー・Vol.823】

例えばラーメンの
写真を見た時に,

客観的にはもちろん
ラーメンを脳内で
認知しているのですが,

人によって

・何のラーメンなのか
・量が多くて空腹を満たせそうか
・キライな具が入っていないか
・どれくらいカロリーがありそうか
・どこのお店なのか
・そもそもラーメンが
嫌いなので関心が湧かない

などなど,
その客観的な情報から

どういう情報を
選ぶのかは人それぞれ
である訳です!

自由とは選択肢を
持つことなのですが,

アメリカの精神科医である
グラッサー博士が

これらを体系的に
まとめた「選択理論」
というものがありますが,

そこでは

「私たちのコントロール
できる行動は,唯一
自分の行動だけである」

という項目があります!

ここでいう「行動」とは,

もちろん具体的に
何らかの行動も含め,

思考や感情,
生理的な反応も含み,

特に「行為」と「思考」が,

この中では直接的に
コントロールできると
されているのです!

(感情・生理的反応は
これらに間接的に
影響を及ぼすとしている)

早い話が,

人は自分自身の行動を
結局は自分自身で

選択していると
いうことになります!

この考えで行くと,

「自由なんて無い」

という人も,

結局は

「自由が無い状況を
自分自身で選択
してしまっている」

「選択肢を放棄する
という選択をしている」

と解釈される訳です!

「百聞一見に如かず」

という,あなたもよく
ご存知であろう
ことわざがありますが,

個人的な体験・経験が
一般的な意見・考え方と
なって行くとは限らず,

結局はその人が

「何を信じているか」

で,全く同じ文章や写真を
読んだり見たりしても,

人によってその感想や
認識が変わってくるのです!

これは何を意味するのか
私も考えてみた所,

「たとえ他人と意見が
違っていたとしても,

最終的に判断の
決め手になるのは
自分自身の意見・感性!」

ということでは
ないかと考えています!

いわゆる「知的」な人ほど,
自分自身と違う
意見が出た時に,

その「反対意見」に
興味を持ち,

それまでに無かった
新しい視点から少しでも
学ぼうとします!

逆に,そうでない人ほど,

自分自身と違う意見を

「自分自身に対する攻撃」

とみなし,潰そうと
してくるのです!

そしてこれも実は
その人の自己肯定感の

低さからくる行動に
他なりません!

自分の意見は
しっかりと大事にし,

その一方で周囲の意見で,

たとえ自分のとは違う
意見であっても

そこから何かを
読み取ろうとする事を
心理学では

「メタ認知」

と言いますが,

実はこのメタ認知こそが,

あなたのより良い
音楽生活にとっても,
とても重要な能力となります!

今日はついつい長く
なってしまいましたので,

また次回以降に
この「メタ認知」について,

もっと詳しく,そして
出来るだけ分かりやすく
お話しして行きます!

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