ミスった時にどう対処するか!?【メンタルブロックストラテジー・Vol.336】

先日,

「変えられない事は,
受け入れつつも捉え方を
変えることはできる」

という話の中で,

「上手くいかなかったこと」

に対するお話をしました!

別に義務教育などを
批判するつもりは
全くないのですが,

我々は小さい頃から

「間違えない
ようにすること」

を,かなり強力に
刷り込まれます!

本来,Try & Error
(トライアンドエラー)
という言葉があるように,

やりながら修正を
かけて行くことで

物事を動かし
やすくなるのですが,

いつしかその
”Error”を恐れるように
なってしまうのです…

「ミスが怖い」
「ミスはあかん」
「あいつミスしたぞ」

このように,
いつの間にやら

「ミス=悪」

という図式が
出来上がってしまって
いるように思います…

そりゃぁ,ミスなく
完璧に終われたら

それに越したことは
ありませんよ!?

ただ,そのミスから思わぬ
副産物が見つかり,

最初に想定していた
以上の結果につながる
事もあるのです!!

もしたとえそう
ならなかったとしても,

今後は同じような
ミスへの対策が
取れるようになります!

考えてみれば,
ミスとは

「本人の想定・思惑から
(時に大きく)外れた行動」

を意味する訳ですが…

その本人の想定も
していない所に,

時に大発見となる事も
ありえると思う訳です…

多くの人が
「無難にミスを
しないように」
行動する訳なので…!

昔ブルースセッションに
行った時,とある
ギター弾きの方が

その時のキーが
A(イ長調のことですよ)
だったにもかかわらず,

キーをE(ホ長調)と
勘違いしてギターソロを
弾いていた所,

オーディエンスの反応は
最初「??」と
なる訳ですが,

結果的にアウトフレーズ
(本来使う音階から
外れた音を使うフレーズ)
っぽくオーディエンスには聞こえて,

むしろカッコよく
聴衆の心を掴んでいた
という事がありました!!

本人にとっては
ミスなのでしょうが,

その結果聴衆は
湧いたわけです…

まさに想定外の大成功!?

もちろん,そうは
ならないミスも
とても多い訳なので

過度の期待は難しい
ところではあると思いますが,

こうミスを捉えてみると,
ミスも必ずしも悪ではないと
思いませんでしょうか?

こうして少々のミスを許せる
文化・雰囲気があれば,

過度の緊張感も緩和され,
リラックスした環境で

能力を発揮しやすく
なるでしょうし,

人間関係もより良好に
なっていくのでは
ないかと思います!

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